東証急落、中国バブル警戒 今年最大下げ、2万円割れ
- 2015年7月8日
- 日本発ニュース
【共同】8日の東京株式市場は、上海市場の株価が一時8%超下落したことで中国経済のバブル崩壊に警戒感が高まり、全面安となった。日経平均株価は急落してことし最大の下げ幅を記録し、2万円の大台を割り込んだ。解決の糸口が見えないギリシャ財政危機への不安に、中国の先行き懸念が追い打ちをかけた。
中国政府の株価対策にもかかわらず上海市場の下落は止まっていない。不動産や株式市場で指摘されるバブルがはじければ、生産拠点や消費市場として結び付きの強い日本に大きな打撃を与えるため、投資家は動向に神経をとがらせている。
日経平均株価(225種)の終値は前日比638円95銭安の1万9737円64銭と、5月15日以来約2カ月ぶりの安値水準となった。東証株価指数(TOPIX)は54.75ポイント安の1582.48で、出来高は約31億9500万株だった。
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