アマゾン、小売業者向け金融業で増収狙い

 アマゾン(Amazon)は、同社のウェブサイトで商品を販売する小売業者に小企業向け融資を提供することで、提携業者の囲い込みと増収を図っている。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アマゾン・キャピタル・サービシズの「アマゾン・レンディング」制度は、アマゾン・マーケットプレイスでオンライン販売する小売業者が必要とする資金を提供する融資サービスで、2011年末に立ち上げられた。

 アマゾンの広報担当者は、「あらゆる規模の小売業者を支援することが目的」「今後は国外業者向けの融資も検討する」と話す。

 アマゾン・レンディング制度では、融資額の規模は1000ドル〜3万8000ドル、金利は1%未満〜13.9%。同融資を獲得するには、アマゾン・マーケットプレイスで大量に販売している実績が条件となる。

 一般的に小企業向けクレジット・カード金利は… 続きを読む

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