新築住宅がソーラー・パネルの事業機会

 ソーラー・パネルの普及にとって、新築住宅市場が大きなカギを握ると指摘される。

 グリーンビズ誌によると、米国では、年間200万戸の新築住宅が建設された2005年から2006年の住宅建設バブル時代に比べると、その戸数は現在、約3分の1の約70万戸に減っているものの、そのうち4分の1にソーラー・パネルが建設時に設置されるだけで、米国での設置件数は現在の2倍に伸びる。

 国立再生可能エネルギー研究所の「オープンPV」データベースによると、過去10年間に設置されたソーラー・パネルは約20万件。過去10年間で20万件という件数をみれば、年間70万戸の新築住宅建設がいかに大きな機会かが分かる。

 ソーラー・パネルの普及にとって、新築住宅は、単に数のうえでの魅力を… 続きを読む

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