長崎の「変なホテル」は未来のホテル 〜 10体の人型ロボットが接客や掃除

 長崎県佐世保市ハウステンボス町に2015年7月に開業する客室72部屋の「変なホテル(Henn-na Hotel)」は、10体のヒューマノイドが接客や受け付け、ラゲージ運び、客室の掃除をする世界初のホテルとして欧米の各紙(誌)で取り上げられている。

 「同ホテルのサイボーグ・スタッフは、サイエンス・フィクションの世界からそれほど遠くない」とワシントン・ポストは報じ、英テレグラフ紙は、「アクトロイド(actroid)」と呼ばれる人体型ロボットを2003年から開発してきたロボティクス企業のココロがそれらのヒューマノイドを供給すると報じた。

 それらのアクトロイドは、若い日本人女性をモデルにしており、呼吸やまばたきをしながら、日本語をはじめ中国語や韓国語、英語をあやつり、来客と視線を合わせ、声の抑揚や身体を調整しながら客に対応する。

 「環境にも配慮し」「究極の生産性」や「スマートな設備」を追求しながら「快適で楽しみももたらす」ホテルの実現を目標に、主要スタッフがロボットという「世界初の先進性」による「思い出づくり」にも貢献したい、と同ホテルの経営陣は「変なホテル」の狙いを説明する。

 また、技術革新は日々進化することから、「変わり続けること」を自然のことだととらえ、「変わり続けることを約束するホテル」という概念のもとに運営する方針だ。

 「変なホテル」の沢田秀雄社長は、いずれはロボットがホテル・サービス業務の90%をこなすようになり、「生産性が世界一高いホテルとして世界市場に進出する」ことを視野に入れている。

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