ロサンゼルス「敬老」が6月に「Genki Conference」開催、施設売却後初
- 2016年5月15日
ロサンゼルスを拠点に日系の高齢者への介護や福祉サービスなどを提供する「敬老シニアヘルスケア」(通称Keiro)が、6月11日(土)、パサデナで「Genki Conference」を開く。
非営利団体として50年以上にわたってロサンゼルスで日系の老人ホームなどを経営してきた敬老は、4施設を非日系の営利団体に売却することを決め、日系コミュニティーの一部から猛反対に遭ったものの、今年初めに売却を成立させた。
「Genki Conference」は、敬老の定番プログラムとして続いてきたが、売却騒動後の開催は初となる。
今回は、介護者(caregiver)を対象にしており、高齢者とその家族が抱える課題について、講演やワークショップを行う。アルツハイマー病と認知症、遺書や遺産相続、メディケアなどが議題として予定されている。
スポンサーには、敬老の4施設を買収したノーススター社とアスペン・スキルド・ヘルスケア社、名前を「Kei-Ai」および「Sakura」と変えて運営されている旧敬老の老人ホーム施設などが、名を連ねている。
Genki Conference: Caregiver’s Edition
◾️日時:6月11日(土)8:30am〜
◾️会場:Pasadena Buddhist Temple
◾️詳細:www.keiro.org/caregiver-conference/
◾️問い合わせ&申し込み:bleong@keiro.org
213-873-5705
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