忙しいあなたに
コンビニエントフード
- 2018年2月1日
- 2018年2月号掲載
素材を生かした食べ応え
皮のもっちり感が特徴
〜餃子 からあげチキン/Day-Lee Pride
ロサンゼルス郊外で冷凍餃子を生産し、広く流通させているデイリーフーズのDay-Lee Prideブランド。同社の餃子は素材を生かした味と食べ応え、さらに“No MSG”の特徴を掲げ、数十年にわたり支持されている。そして新たに2017年に同社から発売されたのが、その名も「旨美餃子」。すでに英語としても定着している“Umami”を感じられるワンランク上の餃子を目指して、丹念なリサーチの末に完成した製品だ。
種類は「チキン&ニラ」「チキン&シイタケ」「ポーク&ニラ」の三つ。「旨みを感じていただけるのに十分な量のシイタケを入れるのに苦心しました」と語るのは、デイリーフーズのアジアマーケットのセールスマネージャー、木下和義さん。「少量だとシイタケが前面に出てこない。適度な味を実感できる量を決めるのに試行錯誤しました」。その甲斐があって、シイタケが好きな人には絶品の仕上がりになっている。さらに春雨タイプのヌードルを具材に入れるなどの工夫も加えたことで、肉と野菜、ヌードルのバランスが程よい食感を生み出している。
さて、肝心の手軽な調理法は、電子レンジで温める、油で揚げる、焼く、蒸す、そしてスープの具材として入れる、の主に5通り。もっとも簡単なのは、餃子を並べた皿に水を少量足して電子レンジで3分加熱する方法(加熱時間は電子レンジのタイプによって異なる)。木下さんおすすめの調理法は「焼き餃子」とのこと。「油を入れたフライパンで餃子を焼き、水を少し入れてから3分蒸します。水は大さじ4杯。これだけ入れると、皮のもっちり感が際立ちます。蒸したあと、ふたを取り、水分が蒸発するまでさらに熱し、焦げ目が付けばできあがり」。ソースはポン酢、チリポン酢などお好みで。
さらにデイリーフーズからは、「お弁当のおかずに便利」と好評の「からあげチキン」も発売されている。店舗にお目見えしたのは2015年の後半。日本のからあげはアメリカの日本食レストランや日系スーパーの惣菜コーナーなどでも購入できるが、自宅で手軽にできるからあげとして同社で開発がスタート。衣の厚さ、味の修正などを綿密に調整した結果、現在のからあげチキンが完成した。二度揚げしているので、自然解凍すれば、そのまま食べることができる。すぐに食べたい時は電子レンジで90秒加熱するだけ。ほかにもコンベンショナルオーブンやオーブントースターで温める方法も。油で揚げるとクリスピーさが増してより香ばしくなる。
同社は、ベジタリアンにも「美味しい」と言ってもらえる旨美餃子シリーズの野菜餃子やシーフード餃子を手がけていく計画も含め、ヘルシー志向の消費者に対応した新商品発売に向け、日々研究開発に取り組んでいるということだ。
作り方と調理時間
旨美餃子は 電子レンジで3分加熱。
からあげチキンは電子レンジで90秒加熱。
http://www.dayleepride.com
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