英語で「余裕」を意味する4つの表現
- 2018年4月12日
日本語では、金銭的にも時間的にも精神的にもゆとりがあること、または何か物事を成すことが容易なこと、それら全てを「余裕」という単語を使って表現できますが、英語では状況に応じて表現を使い分ける必要があります。
1) Afford (to) _____
→「〜する余裕がある」
金銭的にも時間的にも全般的にゆとりがあることを表す単語が“Afford”で、何かを買うのに十分お金があることや、何かをするのに十分な時間があることなどの状況で使われます。日常会話では否定形「Can’t afford(〜する余裕がない)」として使われることが多いです。
✔︎一般的に「can/can’t」「be able to / not be able to」の後に“afford”がフォローする。
✔︎“afford”の後に動詞を加える場合は必ず「不定詞」になる。「-ing」形式はNG。
・I can’t afford to live in Los Angeles.(O)
・I can’t afford living in Los Angeles.(X)
・I can’t afford to pay rent anymore.(もう家賃を支払う余裕がないです。)
・If you’re able to afford it, you should buy it.(余裕あんねやったら買ったらええやん。)
2) Have the luxury of _____
→「〜の余裕がある」
“afford”と同様、お金と時間に余裕があることを意味しますが、より口語的な表現になります。“Luxury”は「高級・贅沢」を意味するので「〜の贅沢を持つ」と表すことで「余裕」を意味するフレーズです。一般的に否定形でよく使われるフレーズで、「時間に余裕がない」は「I don’t have the luxury of time.」と表現します。
✔︎「〜する余裕がある」→「Have the luxury to _____」
・I really want to go but I don’t have the luxury of taking a month off like you guys.(私も一緒に行きたいねんけど、皆んなみたいに1ヶ月も休み取る余裕ないて。)
・Brian works from home and has the luxury to spend time with his kids.(ブライアンは家で仕事をしているので、子供と一緒に過ごせます。)
3) A breeze
→「余裕だよ」
何か物事を成すのがとても簡単だったことを意味する表現です。例えば、簡単な仕事をしたときに「It was a breeze.(余裕だった)」という具合で使います。
✔︎「〜は余裕だった」→「_____ was a breeze」
✔︎非常に簡単なことを「A piece of cake」とも言う。
・I’ve done this presentation many times. It’s going to be a breeze.(このプレゼン何回もやっているから余裕だよ。)
・That was a breeze. I can do that in my sleep.(あんなん余裕やで。寝ながらでも出来んで。)
4) Give oneself (plenty of) time to _____
→「余裕を持って〜する」
何かをするに当たって十分な時間を設けたり、十分に準備をすることを表すナチュラルな英語が「give oneself plenty of time to」になります。例えば、「余裕を持ってプロジェクトに取り掛かるように」と部下に助言する場合は「Make sure you give yourself plenty of time to work on the project.」と言います。
・I should’ve given myself more time to plan it.(もっと余裕を持って計画を立てるべきだった。)
・There’s going to be a lot of traffic during that time. You should give yourself plenty of time to get to the airport.(その時間帯は渋滞がひどいので、時間に余裕を持って空港に行った方がいいですよ。)
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