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日本の若者! 世界へ羽ばたけ!
- 2019年1月29日
皆さん! こんにちは。ニューヨークオフィスの山崎です。
今回は、最近日本人の学生さんや保護者の方からお問い合わせを多くいただく高校留学について、お知らせしたいと思います!
この記事を読まれている方で、ご自身が学生の時にアメリカの高校へ留学を考えたことがある方はどのくらいいるでしょうか? 私が学生の頃は、留学=英語ができないと無理、莫大な費用がかかると漠然と想像しており、敷居が高いイメージしかありませんでした。
しかし時代は変わり……現在では!!
学校の夏休みや1週間程度のお休みでも気軽に海外へ来られる時代になりました。そのため、若い中学生、高校生のうちから短期留学等に参加し、将来的に長期間の海外滞在を考え始める方も増えてきています。
では、もう少し詳しく、アメリカでの高校生活について説明させていただきます。
日本とアメリカの高校生活の大きな違いは?
ホームルーム制と単位制にあります。一般的に日本ではクラス担任がホームルームを受け持ち、特別授業以外はホームルームの教室で行います。アメリカではホームルームがないことが多く、大学と同じようにウンセラーと相談して、卒業までに必要な単位を開講時期に合わせて受講します。授業によっては学年の違う生徒が一緒になることも普通です。親御さんとしては少し不安な面も多いでしょうが、いずれ大学進学を考えられている学生には、恵まれた準備期間だと思います。
アメリカ高校留学といっても、留学の形はさまざま!
まずは学校の運営で区切られる公立校と私立校での留学です。一般的に公立校は、一部の例外を除いて学生ビザを発行しませんので、市民権、永住権、滞在ビザを持った方、もしくはJ1ビザ(交換留学)を利用した方々が利用可能です。州により異なりますが、多くの州で高校3年生(12年生)までを義務教育としていますので、公立校の学費は非常にお安い、もしくはほとんどかかりません(州によっては16歳や17歳までを義務教育としている所もあります)。
日本のような入試はなく、ほとんどが学校区内の学校に書類審査で入学となります(語学力によっては、語学課程がある学校を指定されます)。在籍学生数が多く、生徒1名に対するサポートが不十分になりますので、学生自身に意欲がなければ厳しい環境となることがあります。
一方、私立高校は、海外の学生を受け入れている学校は学生ビザの発行を行いますので、ビザの心配はあまりありません。一般的に簡単な入学試験や面接を設けていて、有名校になると入学試験や審査が厳しくなります。学費も大学並みの費用がかかる学校もありますので、事前調査は慎重に行う必要があります。
ただ、私立校は公立校に比べて少人数教育を行っていたり、独自のカリキュラムで進学や課外活動に力を入れていたりする学校が多いので、生徒に対するサポートが充実しています。また、私立校の場合は全寮制の学校を選択することも可能です。
次に、留学期間で区切られる短期(1学期)、中期(1年間)、長期(卒業まで)の留学です。日本では新学期が4月に始まりますが、アメリカでは9月からが新学期となります。短期や中期の方は、日本の高校入学後に休学や交換留学という形で、9〜12月(短期)や9月〜翌6月、4月〜翌3月(中期)の留学をされています。長期の方は、アメリカの高校を卒業するために、9月から入学・転校して留学を開始します(留学を受け入れてくれる期間や開始時期は学校により異なります)。
いかがでしたでしょうか? 上記の内容で、少しだけですが、アメリカでの高校留学に関して理解を深めていただくことができましたでしょうか。
弊社では、カリフォルニアの高校留学に加えて、ニューヨークでの私立高校留学のお手伝いを開始しました。ご渡航前からのサポート、就学中のサポート等トータル的にサポートをしておりますので、何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
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