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ロサンゼルス:J-1インターンシップ体験談! 忘れられない1年間
- 2019年6月3日
皆さん! こんにちは。SKYUSロサンゼルスオフィスです。
今回は、J-1ビザでアメリカにインターンに来られた方の体験談をご紹介させていただきます。今回ご紹介させていただきますH.K.さんは、日本の大学を1年間休学してアメリカへインターンしに来ました。企業との面接に苦戦する時期もありましたが、無事に受入企業も確定し、物流企業での研修に参加しております。日本での社会人経験がないなか、このアメリカで本当によく頑張ってくれています!
ご参加時の職業: 大学生
参加期間:12カ月間
インターンシップに参加しようと思ったきっかけを教えてください。
大学2年生の夏休みにインドのインターンシップに参加したことがきっかけです。私にとっては初めての海外経験でしたが、毎日が新しい学びと発見に溢れていました。その時は1週間のみの滞在でしたが、もっと長期的に海外で学びたいなと考え、さまざまなプログラムを探した結果、行き着いたのがアメリカ長期インターンシッププログラムでした。
研修先企業の業種、あなたの職務内容を詳しく教えてください。
主に、船による国際物流貿易を専門とした企業で働かせていただいています。私は輸出のチームに配属されており、お客様の貨物を目的地まで届ける手配を行っています。ひと口に配送手配と言っても、その過程にはさまざまな手続きが含まれます。倉庫の確保、船のスペースの確保、トラックの手配、多様な書類の作成、貨物の位置情報の確認、スケジュールの確認、ターミナルや船会社、向け地との連携など、やることは山のようにあります。私の職務はこれらの流れをすべて滞りなく進め、無事に貨物を輸送していくことです。またそのほかにも、輸出ではない特殊な案件を任されることも多く、たとえば倉庫の在庫管理や国内輸送の手配など、本当にいろいろな仕事担当させていただいています。
インターンシップで苦労した点は?
ある程度業界の知識や仕事の流れが理解できるまでは、やることすべてが大変でした。輸送業界は非常に多忙といわれる業界で、ほかの従業員の人たちのペースについていくこともままならなかったです。当初は仕事を頼まれたり、教えていただいたりしてもまったく理解ができず、後でまた1から説明していただくこともありました。
また少しずつ仕事を覚えていくなかでも、やはりミスをしてしまった時は気持ちが落ちることもありました。自分のミスによってほかの従業員の方や、会社全体、ひいてはお客様や向け地である海外諸国の人たちまでに迷惑が及んでしまうと知った時には、職務能力がないことへの罪悪感さえも感じました。頑張るだけでは意味がない。まずは実力をつけて結果を出す。誰からも文句を言われないほどに完璧を追求するということが、一番会社のため、お客様のため、さらに言えば世の中のためになるだろうと感じました。
インターンシップで楽しかった点は?
仕事を学び、覚え、昨日知らなかったこと、できなかったことができるようになっていたり、理解できていたりするのを感じた時は楽しかったです。上記で書いた苦労した点と楽しかった点には実はあまり差がなく、大変だなと感じると同時に充実感も感じていました。その時には楽しさを感じることはあまりなかったですが、今振り返ってみると、楽しかった記憶として残っています。
日常生活や週末はどのように過ごされていましたか?
私はさまざまなコミュニティに参加していました。野球が大好きなので野球チームに2つ所属して、ソフトボールチームにも2つ所属しています。また、そのほかにも県人会や大学の同窓会などのイベントに参加して、そこで知り合った人々と過ごすことが多いです。ほとんど家にいる日は皆無で、毎日予定がぎっしり詰まっています。平日でも仕事終わりに友人と会ったり、野球をしたりイベントに参加したり、本当に充実しています。ほかにもハリウッドでメディア関連の活動をしています。こちらで知り合ったジャーナリストの方を通じて、映画の試写会や記者会見、プレミアなどに行き、写真撮影やインタビューなどをさせていただいているのですが、有名人と会えたり、話ができたりする機会に恵まれていて素晴らしい経験です。
滞在中にチャレンジしたことは何ですか?
一番は友達作りでしょうか。単身渡米しこちらに知り合いは一人もいなかったので、ネットワークの構築には少し時間がかかりました。それでも出会った人一人ひとりを大切にし、常に相手のためにできることを模索し実行していく気持ちで人と接していた結果、気づいた時には本当にたくさんの友人ができていました。これにはインターン先の企業の人たちにも驚かれていて、今ではかなり広い人脈ができています。
インターンシップに参加された感想と、今後参加を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
渡米した当初も今も、毎日自分の未熟さを痛感するということは何も変わりません。毎日が学びに溢れ、何かを吸収しています。日本との文化の違いに戸惑うことも多々ありますし、大変なことも多いですが、常に前向きに物事を捉え、生活のすべてから何かを学ぼうとする姿勢さえあれば、とても良いことがどんどん自分に降りかかってきます。特にアメリカに来てよかったと思うのは、苦労できたことです。インターンシップだけでなく、さまざまな活動や生活を通じて逞しくなれているなと感じます。ぜひとも多くの人に今後も参加していただきたいです。
いかがでしたでしょうか。
正直、我々も大学生のJ-1インターンご参加に少し不安がありました。しかしH.K.さんのように持ち前の明るさと行動力で、この1年間本当に充実したインターン生活をさてれおります。知識や経験だけを付けるインターンではなく、自身を何倍にも成長させることができるこのJ-1インターンシッププログラムをぜひ! いろいろな方に知ってもらい、挑戦してもらえたら嬉しく思います!
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