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この夏を忘れられない一夏にしませんか? SKYUSテニスキャンプ
- 2019年4月21日
皆様、こんにちは。Skyusサンディエゴオフィスです!
今回は、サンディエゴで毎年夏に開催しているプログラム「Skyusテニスキャンプ」について、概要と参加された方の体験談をご紹介します!
Skyusテニスキャンプとは?
こちらのテニスキャンプは中学生以上の学生の方が対象で、今年は7月28日(日)〜8月24日(土)の約1カ月の期間実施されます。プログラムの主な特徴は、アメリカでホームステイをしながら異文化への理解を深めるだけでなく、平日は朝から夕方までテニス漬けの濃密なトレーニング、週末はさまざまなアクティビティを体験できます。
テニスの指導は、世界ランキングの選手を育ててきた超一流コーチ陣から、セミプライベートで直接指導いただけることも魅力の一つです。また、英語力向上もご希望の学生の方は、提携先語学学校(College of English Language)の英語キャンプにもご参加いただけます。
スケジュール例
テニストレーニングに関して
Skyusのテニスキャンプでは、世界各国のテニスアカデミーで実施されているトレーニング内容を1コース3名までのセミプライベートレッスンで各個人にていねいに指導する時間を多く設けています。参加者のレベルに合わせて地元の選手との合同トレーニングを通して、アメリカのテニスを肌で感じられます。
ホームステイに関して
ジュニアの受け入れに慣れているアメリカ人ホストファミリー宅に滞在していただきます。安心して滞在できますし、異文化への理解や英語でのコミュニケーション力の向上も見込めます。
体験談
なぜSkyusテニスキャンプに参加しようと思ったのですか?
テニスは小学生の頃に始め、高校に入っても部活やスクールで続けていました。英語とテニスが繋がったのは、中学3年時に経験したオーストラリアでのホームステイがきっかけです。
当時の私は部活での練習には限界を感じていたので、さらなる技術面の向上やコーチの指導を模索していました。また、高校生にもなったので英語力をさらに向上させたいという思いもありました。
そんななか高校2年生の時、英語とテニスを同時に学べる機会がサンディエゴという町にあるということを知りました。今自分が欲しているもの、必要としているものが素晴らしい環境・施設で体験できる機会はめったにないと思い、留学を決意しました。
Skyusテニスキャンプに参加する前に不安は無かったですか? あった場合は、何が不安でしたか?
2週間のホームステイを経験してはいたものの、自分の英語力に自信はなかったので、渡航の際の入国審査から現地でのホストファミリーとの生活、毎日の通学など不安要素ばかりでした。
テニスレッスンを受けて、良かったこと、驚いたこと、辛かったことなど感じたことを教えてください。
Barnes Tennis Academyでのレッスンは学べることがたくさんありました。当時部活で1年間試行錯誤してもうまくいかなかったサーブが、コーチからの指導をいただいて1日で改善できました。
驚いたことは、練習メニューがとても充実していたことです。実戦練習をはじめ、筋トレなどのフィジカルまで、コーチ陣に考え抜かれたメニューは体力的に厳しくも、しっかりと身になっていると実感できるものばかりでした。また、指導がとてもていねいだったのが印象的です。
今まで自分がやってきたことを変えるのは大変でしたが、それでも入らなかったサーブが入るようになったり、バックの精度が上がったりと、プレーが良くなっているのを体感できるのは嬉しく、自信にもつながりました。英語が分からない部分はジェスチャーなど体を使って教えていただいたので、英語で困ることも少なく楽しく練習に参加できました。
ホストファミリーとの生活はどうでしたか?
ホストマザー1人だったのですが、とても親切にしていただきました。週末はビーチやバルボアパークまでドライブしたり、おいしいメキシカン料理を食べに連れて行ってくれたりしたことが印象的です。日本の家にいるような感覚で生活できるように気を遣ってくださり、ホームシックになることもありませんでした。
アメリカでは初めてのホームステイだったので、生活の違いに驚くこともありました。サンディエゴは町全体が水不足に悩まされているため、シャワーは日本にいる時のように長く浴びることはできず、また自分の部屋まで靴を履いたまま入るのには驚きを隠せませんでした。さらに、食事の際には一人あたりに出される量が日本の倍ほどあることにも圧倒されました。「食べきれなかったら残して良い」と言われたことも、「出されたものは最後まで食べる」日本の文化で育った私には新鮮でした。
おもしろいことに、ベッドがとても高いです。155㎝でもアメリカでは小人です。身長のない私は、ベッドに飛び乗らなければ寝られませんでした。
サンディエゴでの生活はどうでしたか?
初めての渡米だったこともあり、バスに1人で乗ったり、買い物をしたりと何気ない生活をするのにも緊張する場面が多々ありました。バスは時間通りに来ないので、待っていると乗りたかったバスはもう行ってしまったのかと不安になります。買い物は会計の際に商品を乗せる、見たことのないベルトコンベアに驚きます。それでも、バスに乗る際に運転手が「ハロー」と声をかけてくれたり、会計時に「調子はどう?」と会話をしたりするのは日本にはない文化ですが、心が少しほっこりするような経験でした。気候にも人にも恵まれた環境で、嫌な思いを何一つすることなく、自分にとってプラスになることばかりの生活でした。
Skyusテニスキャンプを経て、自分の中で変わったことを教えてください。
テニスをするうえでゲームの組み立てやフォームを改善できたことはもちろん、高校卒業後の進路に対する視野が広がりました。通っていた高校が進学校だったこともあり、高校2年生の夏休みは大学進路選択に迫られていました。
テニス以外に興味を持てることがなかった私は、日本の大学に進学しても勉強したいと思えることがないと悩んでいました。しかし、この2週間の生活でテニスや英語を通せば進路は日本だけではないということに気づき、自分の中でアメリカへの大学進学という選択肢が加わりました。
これからSkyusテニスキャンプ参加を考えている方に向けて、何かアドバイスをお願いします。
不安に思うことはたくさんあると思いますが、「すべてなんとかなる」が私の考えです。信用するにもできない言葉かもしれませんが、経験上、どんなに英語ができなくても聞けば助けてくれる誰かが必ずいるので、感謝の気持ちを伝えて素直に手伝ってもらうのが一番だと思います。
勉強面においては、英語よりも日本のこと、自分の国の文化について学んでおくことをおすすめします。現地に行くと、日本のことを聞かれることが思いのほか多いです。私は日本にいる時は英語を学ぶことに必死で、現地で「下駄って何? どういう時に履くの?」と質問された時はうまく答えることができませんでした。恥ずかしさを覚えたのと同時に伝えるための知識がなければ英語を話せても意味がないと痛感する経験になりました。
ぜひ、知っているようで知らない日本のことを、「ふーん、そうなんだ」程度に頭に入れて現地に行ってみてください。どんなに自分が生活してきた環境と違って驚いても、それを楽しめる余裕があれば留学生活を充実したものにできると思います。
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