輝く夏に訪れたいシアトル その2

前回、シアトルの景色やグルメ、イベントについて書きましたが、その魅力はまだまだ数多くあります。引き続き、シアトルの観光スポットをご紹介したいと思います。

シアトルといえば自然!

ボールドイーグル

海や湖に囲まれたシアトルの魅力は、溢れんばかりの自然を町なかで楽しめること。そこかしこで目にする海鳥はもはや港町シアトルの風景の一部で、春から夏にかけてはウォーターフロントの埠頭に並ぶ建物の屋根の上で、子育てに励むカモメたちを見ることができます。そして、なんと国鳥であるボールドイーグルの雄々しい姿を水辺の公園で見かけることも。

シアトルの中心部から車で15分ほどのカーキーク・パークなど、秋になるとサケの遡上を観察できる場所もあちこちにあります。ボランティア・パーク、ディスカバリー・パークなど、シアトル市内の至る所で豊かな自然に出会うことができます。

カーキークパークで見られるハチドリ

シアトルといえば大学!

ワシントン大学(ドラムヘラー噴水)

シアトルは大学街でもあります。シアトル大学があるキャピトルヒルはカフェが多いことで知られ、独立系書店の代表Elliott Bay Book Companyなど、個性的なお店が集まっています。おしゃれなレストランやバーも多く、昼も夜も若者の熱気が感じられるエリアです。

そしてワシントン大学は、学業だけでなくスポーツでもNCAAのPAC12(西海岸で実力もピカイチのリーグ)の一角をなす名門大学ですが、観光地としても魅力的な場所。全米屈指の美しいキャンパスは、春には桜並木が美しく、晴れた夏の日にはレーニア山が一望でき、古色蒼然としたスザロ図書館はまるでハリーポッターのホグワーツ魔法魔術学校のような世界。ライトレール(路面電車)でシアトル市内からも空港からもアクセスしやすいキャンパスは、U Districtと呼ばれる活気溢れる大通りとあわせて訪れるとよいでしょう。

ワシントン大学スザロ図書館

シアトルといえばアート!

ハマリングマン

グラミー賞を受賞したハイレベルのシアトル・シンフォニーから、ジミ・ヘンドリックス、ニルバーナ、クィンシー・ジョーンズ、ケニーGなど、シアトルは多様なミュージシャンを生み出した音楽の町。シアトルを舞台にした映画や小説も巷を賑わせています。

ワシントン州タコマ出身で、国際的に有名なガラス・アーティストであるチフーリ氏の作品が集まったチフーリ・ガーデン・アンド・ガラスは、シアトルで必見の場所。さらに、パイクプレイスマーケットの一画にあるガムウォール、シアトル美術館前の巨大なハマリングマン、オリンピックスカルプチャーパークの彫刻群など、無料で気軽に楽しめるパブリック・アートも魅力的です。

そして2018年完成の新しい観光名所は、アマゾン本社キャンパスのスフィア。市内あちこちで見られる斬新でインスタ映えするアート作品の数々は、奇想天外なシアトルの真骨頂です。

ジミ・ヘンドリックス

シアトルといえばバスケットボール!

キーアリーナ

日本人にとってはMLBシアトル・マリナーズの野球が有名ですが、バスケットボールも忘れてはいけません。女子プロバスケのシアトル・ストームは2018年のWNBAチャンピオン、日本武道館そっくりのキーアリーナを本拠地としています。日本代表の渡嘉敷選手が在籍していたこともあり、とてもなじみがあり応援しがいがあります。

シアトルは高校バスケが盛んで、ジャマール・クロフォード、アイゼイア・トーマス、ネイト・ロビンソン、ブランドン・ロイといったNBA選手も輩出しています。そのブランドン・ロイは現在地元ガーフィールド高校のヘッドコーチを務め、若手の育成に取り組んでいます。NBAチームはなくても、シアトルのバスケは今もなお熱いのです。

シアトルといえば、チョコレート!

FRAN’S Chocolate

シアトルではチョコレートにも注目! 「Fran’s Chocolate」は高級チョコレートのお店。オバマ大統領も大ファンになったというソルトキャラメルをはじめ、とても洗練された味わいです。そして「Theo Chocolate」は、オーガニックのカカオ豆を北米ではじめてフェアトレードで輸入したというこだわりのブランドで、甘みを抑えたカカオ感たっぷりのチョコレート。この2つのチョコレート会社はシアトルから車で20分ほどのところに工場があり、見学もできます。さらにパイクプレイスマーケットにある「Chukar Cherries」もおススメ。ワシントン州産のチェリーにチョコレートをコーティングした一品は、シアトルみやげの定番中の定番です。

シアトルといえば、アウトドア!

スノコルミー滝(サリッシュロッジ)

シアトルからちょっと足を延ばして、日帰りや1泊旅行に出かけるのも楽しいでしょう。マウント・レーニア、オリンピック、ノース・カスケードと3つの国立公園があり、さらにテレビドラマ『ツイン・ピークス』のロケ地となったスノコルミー滝、ピュージェット湾に浮かぶベインブリッジ島、少し足を延ばしてカナダのバンクーバーやビクトリアに行くこともできます。

豊かな自然に恵まれたシアトルだから、住民はキャンプやハイキングなどアウトドア・ライフが大好き! シアトルで創業したアウトドア用品専門店のREI (Recreational Equipment Inc.)は、そんなシアトル住民お気に入りの場所。中心部から車で約10分のところにある本店は、遊び心満載の明るい雰囲気で、店舗に足を踏み入れるとアウトドア・ライフやる気満々になることでしょう。

シアトルには2回でも紹介しきれないくらいのたくさんのアトラクションがあります。夏のホテル代は高めですが、雨のシーズンが始まる10月半ばまでがシアトル旅行のベストシーズン。日本からいらっしゃる方も、アメリカ国内からいらっしゃる方も、1日、2日といわず、できれば1週間以上滞在してエメラルドシティを満喫してください

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

石井光 (Ishii Akira)

石井光 (Ishii Akira)

ライタープロフィール

旅行会社勤務。広島出身。在米12年。ジョージア、ウィスコンシン、ニュージャージー、テキサス、カリフォルニア、ワシントン州を経て、現在2度目のニュージャージー生活。その間アメリカの都会から地方まで40州200都市以上を訪問。あるときは真正面から、またあるときは裏側から、アメリカ各地をご紹介します。

この著者への感想・コメントはこちらから

Name / お名前*

Email*

Comment / 本文

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る