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〔ベトナム〕ソフトバンク孫会長、越のフック首相と会談
- 2019年10月26日
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ソフトバンクの孫正義会長は22日、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と東京で会談した。東南アジアの配車アプリ最大手グラブに計30億米ドル(約3250億円)を出資していることなどを伝えた。首相は、さらなる投資を期待し、協力していく考えを示した。政府公式サイトが22日に伝えた。
孫氏は、過去数年のベトナムへの投資が利益に貢献しているとの見方を示した。ベトナムが経済成長を続けていくためには、外資の誘致に力を入れ、新技術を呼び込んでいかなければならないと指摘した。
ソフトバンクは2014年、グラブに2億5000万米ドルを出資した。グラブの17年の資金調達(ソフトバンク含む2社で計25億米ドル)にも参加し、18年にはグループの投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が14億6000万米ドルを出資。グラブの筆頭株主となっている。
会談に同席したグラブの担当者は、ベトナムにはこれまで2億米ドル以上を投資し、22万人以上の雇用を創出したと説明した。同国には、向こう5年で5億米ドルを追加投資し、金融技術の強化やライドシェアサービス、貨物輸送サービスなどの向上を図る。
フック氏は「『イノベーションセンター』の設立など、より広範な事業展開を期待したい」と話した。投資に対し、政府が協力すると約束した。ソフトバンクの広報担当者は、グラブは現在、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先企業のうちの1社だと説明。グラブ以外の投資先で、ベトナムで事業展開している企業はないという。
情報提供:株式会社NNA
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https://www.nna.jp/corp_contents/infomation/2019/190802_nna/
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