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〔香港〕日本ワインの試食試飲イベント、香港で開催
- 2019年12月17日
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日本の農産物・食品の海外向けプロモーションを行う「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO、ジェイフードー)」は12日、香港中心部で、日本ワインに合う広東料理を体験するペアリングイベントを開催した。
積極的にPRしたのは、「マスカット・ベリー・A(エー)」と呼ばれる日本固有のぶどう品種を使い、国内のワイナリー・生産者が丹精込めて作った日本ワイン。海外から果汁を輸入して作られるいわゆる「国産ワイン」とは異なり「広東料理の邪魔をせず、さらっと飲め、1本あれば十分堪能できる」(担当者)という。ジェイフードーは香港と英国を日本ワインの重点展開拠点と位置付けている。
イベントは、香港島・中環(セントラル)の高級中華レストラン「品」で開催。同店の首席ソムリエである蔡淦烽(リーズ・チョイ)氏が、この日のために考案した広東料理のコースと日本ワイン赤白11種のペアリングを紹介。現地のシェフや飲食業者、メディア関係者ら30人に魅力をアピールした。
続いて、蔡氏と香港ワインアカデミー創立者である陳銘基(ミッキー・チャン)氏が日本ワインをテーマに対談。二人は、日本ワインの質が近年高まっていることや、欧州産ワインより広東料理に合うことなどを語りつつ、香港市場での普及に期待感を示した。陳氏は日本ワインのアンバサダーを務める。
この日はまた、ワインを題材にした人気漫画「神の雫(しずく)」の原作者で、同じく日本ワインアンバサダーを務める亜樹直(樹林伸・樹林ゆう子)氏も同席。自らの経験に基づき選び抜いた日本ワイン「十二使徒」を参加者に振る舞った。「国内でも在庫がないほど希少」(亜樹氏)なワインだという。
情報提供:株式会社NNA
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