訂正、修正、変更、それぞれに最適な英語は?

皆さんは英語のみならず、日本語で「訂正する」「修正する」「変更する」を意識的に使い分けていますか?それぞれに相当する英語は「Revise」「Modify」「Change」となりますが、私は生徒さんに質問されるまでは、完全に感覚で使い分けていて、今回この記事を書いたことで改めて各々の使い分けについてしっかり認識できました。(笑)


1) Correct
→「訂正する」

Correctは日本語の「訂正」に相当する単語で、スペルミスや文法の誤り、誤字や脱字などの間違いを直す時に使われます。一般的には、文章の間違いを訂正する状況で使われ、例えば英語の先生に「私の文章を訂正してくれますか?」と聞く場合、”Can you correct my sentences?”と言います。

・When you get a chance, can you correct my English sentences?(時間がある時に、私の英文を訂正してくれますか?)
・Thanks for your corrections.(訂正してくれてありがとうございます。)
・I looked over your essay. Everything looked great. I just found a few typos so I corrected them.(エッセーを確認しました。全体的によかったです。タイプミスがいくつかあったので直しました。)

2) Revise
→「修正する」

基本的に原稿や資料、レポートや見積もりなどの“書類”を修正する時に使われます。内容をすべてチェックし、間違っていた部分を書き直したり、不十分である内容を補足するニュアンスが含まれます。ここでのポイントは直す対象に必ずしも間違いがあるとは限らないことです。再構成したり、より良い表現に変えたりなど、不十分や不適切な箇所を改めることを表します。その他、新しく学んだことを基に、自分の意見や考えを変えるという意味でも使われます。

・Thanks for correcting my paper. I’ll revise it right away.(論文を訂正してくれてありがとうございます。すぐに修正します。)
・Attached is the revised annual report.(修正した年次報告書を添付しました。)
・We may have to revise our policy.(規制を考え直す必要があるかもしれません。)

3) Modify
→「(部分的に)修正する/改善する」

Modiyは「一部を変更する」を意味し、大きな変更ではなく、物事をより良くするために若干変更を加え改善するといったニュアンスです。ホームページのデザインを若干修正したり、契約書の一部を変更したり、計画を若干変えたりなど、何かを完全に変えるのではなく、部分的に修正したり、改善したりすることを表します。

・I slightly modified the design.(デザインを若干修正しました。)
・We may need to modify our plans.(計画を若干変えないといけないかもしれません。)
・I’d like to modify the contract before signing it.(契約を結ぶ前に、一部を変更したいです。)

4) Change
→「(完全に)変える・変更する」

一般的な「変える」に相当する単語が”Change”です。オリジナルを他の物にガラッと変えるニュアンスが含まれます。例えば、課題を変える、デザインを変える、コンセプトを変えるなど、オリジナルに基づいて一部を修正をするのではなく、全く新しい別の物に変えてしまうニュアンスがあります。

✔︎“Change”の前に形容詞を加えることで、変更具合を示すことができます。
・「Slightly change / Make a slight change」 → 「少しだけ変える」
・「Significantly change / Make a significant change」 → 「大きく変える」

・I think you need to change the topic of your essay.(作文のテーマを変えたほうがいいと思います。)
・I slightly changed the layout.(レイアウトを若干変更しました)
・I made significant changes to the proposal.(企画書をだいぶ変更しました。)
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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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