日本4年連続1位! 世界のパスポートランキング
- 2021年2月27日
2021年の今年も、イギリスコンサルティング会社ヘンリー&パートナーズの世界パスポートインデックスランキングが1月に発表されました。
このランキングは、パスポート保有者が事前にビザを申請することなく入国できる目的地の数を基準に、世界中のパスポートを格付けした独自のランキングです。
日本はビザ免除プログラム加入国に入っているので、アメリカへの入国もビザなしで渡航することが可能です。ESTAUSのサイトではこのビザ免除プログラムについて詳しく紹介しています。このランキングは、世界最大かつもっとも正確な旅行情報のデータベースを保有している国際航空運送協会(IATA)の独占データに基づいており、ヘンリー&パートナーズによる継続的な調査により信頼度の高いものとなっています。
日本のパスポートを持っていれば世界191カ国の国へビザなしで渡航が可能です。ほとんどの国へ渡航するのにビザが必要にならないので、気にしたことがない人もいるかもしれませんが、ランキング最下位のアフガニスタンは26カ国のみしかビザなしで入国ができず、その他200カ国へ旅行する際にビザを申請しなければならないことを考えると、日本のパスポートがどれだけ恵まれているかが分かります。
アメリカへの短期の旅行の場合、ビザの代わりに電子渡航認証ESTAを申請しなければなりませんが、2016年から新しい渡航条件が加わりました。シリア、イラク、イラン、スーダンの4カ国いずれかの国との二重国籍者、または上記4カ国へ2011年3月1日以降渡航したことがある人は、ESTAの申請ができなくなりビザの申請が必要になりました。この条件に該当する人はご注意ください。
日本のパスポートが上位にランキングされる理由には、一つの国として安定していることや、経済的に豊かであること、海外での邦人による犯罪数の少なさなども影響しているでのはないでしょうか。
コロナがいち早く収束して、制限なく自由に渡航ができる日が1日でも早く訪れることを願っています。
世界最強パスポートランキングのトップ10は以下になります。
1 – 日本(191カ国)
2 – シンガポール(190カ国)
3 – ドイツ、韓国(189カ国)
4 – フィンランド、イタリア、ルクセンブルク、スペイン(188カ国)
5 – オーストリア、デンマーク(187カ国)
6 – フランス、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデン(186カ国)
7 – ベルギー、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、英国、米国(185カ国)
8 – オーストラリア、チェコ共和国、ギリシャ、マルタ(184カ国)
9 – カナダ(183カ国)
10 – ハンガリー(182カ国)
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