資格の学校TACと米国管理会計士協会 IMAが米国公認管理会計士に関する協定を締結
- 2021年10月15日
U.S. CMAの取得を目指す講座を開設している資格の学校TACと米国管理会計士協会IMA(Institute of Management Accountants)が、パートナーシップ契約を締結した。TACは日本で初めて米国公認管理会計士(U.S. CMA)のシルバー認定コースプロバイダーとなり、日本のIMA会員および受験者に学習機会を提供する。
TACがIMAと合意しシルバー認定コースプロバイダーとなったことは、日本における会計のプロフェッショナルの地位向上に向けた新たな一歩を示すもの。TAC代表取締役社長の多田 敏男氏は、次のように述べている。
「新型コロナウイルスの世界的な流行にもかかわらず、引き続き会計の人材に対する大きな需要があります。TACの日本と米国の公認会計士講座の修了生は、補完的なU.S. CMAプログラムにますます魅力を感じています。私たちは、新たにシルバー認定コースプロバイダーの地位を得てIMAと合意したことで、U.S. CMA講座をさらに拡充して参ります」
IMA日本・韓国のパートナーシップ担当ディレクターであるニーナ・マイケルズ=キム氏は、「IMAは、日本国内および国際的な専門資格取得のための講座を開講しているTACの確かな実績と方法論に基づき、TAC をU.S. CMAのシルバー認定コースプロバイダーとして認めることを嬉しく思います。このパートナーシップは、日本における管理会計の専門性を向上させるためのIMAの継続的なコミットメントを示すものであり、今日の競争の激しいビジネス市場でIMA会員や業界専門家が将来に備えられるようサポートしていきます」と述べた。
U.S. CMAの資格はフォーチュン500の企業の50%以上、さらに数百の中小企業で採用されている世界共通のパスポート。U.S. CMAを取得するにはテクノロジー、データ分析、リスクマネジメント、企業財務、倫理など、ビジネスにおける12のコアな実践分野を網羅した2部構成の厳しい試験に合格する必要がある。現在までに10万人以上がU.S. CMAを取得している。
認定コースプロバイダーの全リストは、https://bit.ly/3iHe8ycを参照。
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