本選へ副大統領選び本格化 弱点補強へリベラル議員ら

 大統領選は、本選進出が固まった民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(70)が、副大統領候補にそれぞれ誰を選ぶのかが次の焦点となる。正式に指名を受ける7月の党大会に向け、ランニングメート(伴走者)の人選が本格化している。

 副大統領候補には、支持基盤や年齢などを考慮しながら、自身の弱点を補う人物を選ぶのが通例だ。クリントン氏の副大統領候補として注目を集めているのが、リベラル派に人気が高い女性のウォーレン上院議員(66)。指名争いでサンダース上院議員(74)に流れたリベラル票の取り込みに加え、さらなる女性票固めが期待できる。

 クリントン氏が10日にウォーレン氏と約1時間会談し、メディアの関心に拍車を掛けた。(共同)

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