サイバーセキュリティー・ベンチャーズ(Cybersecurity Ventures)は、サイバー犯罪が向こう5年間に激増し、2021年には、世界での被害総額が6兆ドルに達するという予想を示した。2015年の被害総額は3兆ドルだった。
マイクロソフト(Microsoft)では、オンライン保存されるデータ量が2020年に2016年比で50倍に増えると予想する。
CSO誌によると、ソフトウェア・コードは毎年1110億行書かれており、それらの大部分にセキュリティーの脆弱性がある危険性が秘められ、世界中のハッカーたちがそれを見つけてはそこを攻撃してくる。
また、インターネット通信網に接続する機器類も毎年激増しており、侵入される機会や経路が増えているという危険要因もある。
ある見積もりによると、モノのインターネット(IoT=Internet of Things)機器の数は2020年までに世界で2000億に達する可能性がある。
そのほか、スペインのテレフォニカでは、90%の車が2020年までにオンライン接続するようになり、接続車がサイバー攻撃の標的になることが深刻化すると予想する。2012年には、インターネットに接続する車の割り合いは2%だった。
【http://www.csoonline.com/article/3110467/security/cybercrime-damages-expected-to-cost-the-world-6-trillion-by-2021.html?google_editors_picks=true】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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