D・ポーグ氏、ヤフーに移籍〜NYタイムズのITコラムニスト
- 2013年10月22日
- 米国ビジネス
ニューヨーク・タイムズで13年間にわたりIT関連情報を発信してきた人気コラムニストのデイビッド・ポーグ氏が、近くヤフーに移籍し、消費者向けテクノロジー・ウェブサイトを立ち上げることが分かった。
USAトゥデイによると、氏は21日、「Goodbye-and Hello」と題したタンブラーのブログで「数週間以内にヤフーで新しい仕事を始める」と公表した。ヤフーのマリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)は、氏との雇用契約を認める声明で「彼はずっと私の大好きなジャーナリストの1人で、テクノロジーをもっと身近にし、毎日ヤフーを訪れる大勢の役に立てるのに彼ほどの適任者はいない」と語った。
ポーグ氏は2000年からタイムズ紙でコラムの執筆を始め、アップルの「アイフォン」やマイクロソフトの「ウィンドウズ7」を含む最新機器・システムの解説本「ミッシング・マニュアル」シリーズも出版している。ヤフーについてはブログで「若くて活力があり、積極的な企業。メイヤー氏の指導力で久しぶりに目標が明確になっている」と評している。
ニューヨーク・タイムズは今年、これで2人目の名物執筆者を失うことになる。今夏には数理モデルによる選挙予想などで知られる統計学者のネイト・シルバー氏が、独自のスポーツ関連サイト立ち上げのためESPNに移籍している。
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