小保方氏は懲戒解雇相当 STAP形式上の処分
- 2015年2月10日
- 日本発ニュース
【共同】理化学研究所は10日、STAP細胞論文に不正が認定された小保方晴子氏(31)を「懲戒解雇相当」と判断したと発表した。小保方氏は既に退職しており懲戒処分はできない。捏造や改ざんが認定されたSTAP問題に対し、理研は形式的に最も重い処分を下すことで決着を図った。
加賀屋悟広報室長らが文部科学省で記者会見し、小保方氏らに刑事告訴や研究費返還請求を検討していると明らかにした。窃盗や業務妨害などを念頭に刑事事件に相当するか検討を続ける。
小保方氏を懲戒解雇相当とした理由を「研究不正が認定された。社会的な影響を踏まえ判断した」と説明した。
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