追加利上げ巡り説明 米FRB議長、上院証言
- 2016年6月21日
- アメリカ発ニュース
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は21日、金融政策について説明するため議会上院の銀行住宅都市委員会での証言に臨む。景気の現状と先行きを分析し、焦点となっている追加利上げの方針に関して説明。内容によっては、株価や為替相場が変動する可能性もある。
FRBは14~15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げの見送りを決めた。5月の雇用統計が悪化し、景気の先行きに不透明感が出てきたことに加え、英国の欧州連合(EU)離脱問題も一因になった。
FOMCに参加する17人のうち、9人は年内2回の利上げを想定しているが、1回を見込む参加者も6人いる。利上げの時期を巡って参加者の意見は割れている。(共同)
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