居眠り運転撃退ソフトを開発〜フィコサ、スペインの大学と
- 2013年3月28日
- 自動車関連
スペインの自動車サプライヤー、フィコサ(Ficosa)は、国内の大学2校と共同で、運転中の眠気を撃退するソフトウェアを開発した。
オートモーティブ・ニューズによると、ドライバーの眠気に警告を発する「ソムノアラート(Somnoalert)」ソフトは、慣性センサーとGPSデータを活用したスマートフォン・アプリケーションで、車線からの逸脱など居眠り運転を示す動きを発見する。
ハイウェイの走行中を中心に、眠気は運転時の危険要因として世界で認識されており、これまでもドライバーに警告する技術が開発されてきた。アイシン精機は2012年、まぶたの動きを追跡して居眠り運転に警告を発するシステムを公開した。
フィコサの技術は携帯可能であるほか、これまでの大半の技術のように車載システムと連動させる必要がない。今後はドライバーの呼吸データを分析する生体医学センサーにも搭載される。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ