居眠り運転撃退ソフトを開発〜フィコサ、スペインの大学と
- 2013年3月28日
- 自動車関連
スペインの自動車サプライヤー、フィコサ(Ficosa)は、国内の大学2校と共同で、運転中の眠気を撃退するソフトウェアを開発した。
オートモーティブ・ニューズによると、ドライバーの眠気に警告を発する「ソムノアラート(Somnoalert)」ソフトは、慣性センサーとGPSデータを活用したスマートフォン・アプリケーションで、車線からの逸脱など居眠り運転を示す動きを発見する。
ハイウェイの走行中を中心に、眠気は運転時の危険要因として世界で認識されており、これまでもドライバーに警告する技術が開発されてきた。アイシン精機は2012年、まぶたの動きを追跡して居眠り運転に警告を発するシステムを公開した。
フィコサの技術は携帯可能であるほか、これまでの大半の技術のように車載システムと連動させる必要がない。今後はドライバーの呼吸データを分析する生体医学センサーにも搭載される。
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