トランスフォーム、日本から資金調達

 効率的な変電装置を開発する新興企業のトランスフォーム(Transphorm)は、日本の産業革新機構の率いた資金調達で3500万ドルを獲得した。

 産業革新機構は、技術革新の促進を目指す官民提携事業で、日本の大手家電メーカーや電力会社、石油会社、商社、金融機関が株主になっている。

 トランスフォームのこれまでの投資家には、クライナー・パーキンス(Kleiner Perkins)、グーグル・ベンチャーズ(Google Ventures)、ファウンデーション・キャピタル(Foundation Capital)、ラックス・キャピタル(Lux Capital)があり、それらの既存投資家も今回の資金調達に参加した。

 トランスフォームは設立5年の企業で、半導体素材の窒化ガリウムを使用した省エネ型の変電装置を開発している。

 通常の変電装置は、シリコンを使用することが多い。

 変電装置は、電子機器や… 続きを読む

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