豊作リンゴが泣いている〜ワシントンで摘み手が不足

 ワシントン州ではこの秋、リンゴが史上2番目の大豊作となっているが、移民を中心とする摘み取り作業員が足りず、4分の1は収穫されず無駄になる可能性がある。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、ミシガン、ニューヨーク、ノースカロライナなど中西部以東の各州では、干ばつなどの悪天候でリンゴの収穫量が落ち込んだものの、西海岸北部のワシントンでは1億900万箱(1箱1000ポンド)に上る豊作が見込まれている。

 しかし、全米的な不法移民の取り締まり強化で州内の農作業者の数が減っている上に、経済がやや回復して建設、造園、レストラン業界などで移民の… 続きを読む

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