コカ・コーラ、世界の工場で節水

 コカ・コーラは、世界各地の約1000ヵ所に上る工場で、水使用および排水管理を大幅に拡充する持続可能性対策を進めている。サステイナブル・プラント誌によると、同方針は、それぞれの工場において水とエネルギーに関する戦略的な環境対策を開発して実践することが目的で、3R(再使用、削減、再生利用)を含むいくつかの対策実施を強化するものだ。

▽200ヵ所で要件満たさず

 コカ・コーラが新設した持続可能性担当の役職に就任したポール・ボーウェン氏によると、今回の対策では、水道使用と排水処理の2種類が工場ごとに設定されている。

 「前回の評価時点では、200ヵ所の工場が要件を満たしていなかった。そのうち150ヵ所では、新設備の建設が必要だった。当社では… 続きを読む

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