津田工業、初の北米工場建設へ〜インディアナ州、トヨタに部品供給

 自動車部品メーカーの津田工業は、インディアナ州で初の北米工場を建設する。主要顧客であるトヨタ自動車の工場に近い地の利を活かし、サスペンションやパワートレイン向けの部品を生産する。

 インディアナポリス・スター紙によると、総工費5600万ドルを投じてハンコック郡で建設する新工場(15万5000平方フィート)は、2014年1月に操業を開始し、16年までに最高116人を雇用する計画だ。

 建設地の選定にあたっては、自治体の手厚い誘致策が決め手となった。インディアナ経済開発公社は津田に対し、最高で116万ドルの優遇税制と、雇用数が目標に達することを条件に訓練給付を約束した。

 折りしも州では、自動車メーカー3工場がいずれも拡張を計画している。トヨタは… 続きを読む

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