エボラ情報の偽メールに要注意 〜 サイバー犯罪者、WHOを装いウイルス配信

 サイバー犯罪者らは、エボラに関する一般大衆の関心や恐怖心を悪用して、エボラ関連情報を装った電子メールをばらまくことで開封者のパソコンや電算システムをコンピュータ・ウイルスに感染させようと狙っている。

 テッキー・ニュース誌によると、多くのサイバー犯罪者は、エボラ・ウイルス感染を防ぐ方法について世界保健機関(WHO)から送られてきた電子メールを装う大量の迷惑メールをすでに配信している。

 電子メールには、ダークコメット(DarkComet)と呼ばれるマルウェアの一つであるトロージャン(Trojan)が組み込まれた添付物またはリンクが含まれる。それを開封するとパソコン・システムが感染し、サイバー犯罪者から遠隔操作される。

 「大規模の自然災害や疫病流行のような話題や出来事に便乗して、マルウェアを忍ばせた電子メールを配信するのはサイバー犯罪者らの手口」とセキュリティー専門家は指摘し、エボラ関連の電子メールに注意するよう喚起している。

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