エボラ情報の偽メールに要注意 〜 サイバー犯罪者、WHOを装いウイルス配信

 サイバー犯罪者らは、エボラに関する一般大衆の関心や恐怖心を悪用して、エボラ関連情報を装った電子メールをばらまくことで開封者のパソコンや電算システムをコンピュータ・ウイルスに感染させようと狙っている。

 テッキー・ニュース誌によると、多くのサイバー犯罪者は、エボラ・ウイルス感染を防ぐ方法について世界保健機関(WHO)から送られてきた電子メールを装う大量の迷惑メールをすでに配信している。

 電子メールには、ダークコメット(DarkComet)と呼ばれるマルウェアの一つであるトロージャン(Trojan)が組み込まれた添付物またはリンクが含まれる。それを開封するとパソコン・システムが感染し、サイバー犯罪者から遠隔操作される。

 「大規模の自然災害や疫病流行のような話題や出来事に便乗して、マルウェアを忍ばせた電子メールを配信するのはサイバー犯罪者らの手口」とセキュリティー専門家は指摘し、エボラ関連の電子メールに注意するよう喚起している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る