ストリーミングがCD超える〜14年の音楽販売、全体は横ばい

 2014年のレコード音楽市場は横ばい状態が続いたが、スポティファイやパンドラといったストリーミング・サービスの売上高が急増し、初めてCDを抜いて内訳で第2位となったことが、アメリカレコード協会(RIAA)のまとめで分かった。

 ニューヨーク・タイムズによると、14年の国内レコード音楽売上高は69億7000万ドルとなり、前年から0.5%近く減少した。業界売り上げは、CD全盛期の1999年に146億ドルを記録した後、大幅に減少したが、過去数年は70億ドル前後で安定している。

 ただしその内訳は、オンライン販売の増加を受けて大きく変化している。CDの売上枚数が2億5300万枚だった10年は、CDやLPレコードといった有形フォーマットの販売が音楽売上高の約52%を占め、ダウンロードは32%、ストリーミングは約6.6%、残りは携帯電話着信音などその他の音楽だった。これに対し、CD販売が1億4400万枚に減少した14年は、有形フォーマットが32%、デジタル・ダウンロードが37%、ストリーミングが27%とほぼ三等分された。

 変化は急速に進んでおり、14年はシングルとアルバムのダウンロード売上高が前年比8.5%減の約26億ドル、CDは12.6%減の18億5000万ドル(レコード盤は特殊市場として50%増の3億2100万ドル)となったのに対し、ストリーミングは約29%増の18億7000万ドルでCD売り上げを上回った。この部門には、スポティファイやラプソディなどの有料サービスだけでなく、パンドラのような聴視者が自分で聞きたい音楽を選択できないインターネット・ラジオや、ユーチューブやスポティファイ無料版のような曲を選択できるが広告付きのサービスが含まれる。

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