赴任中に加入
米生命保険のメリット

借家や公共料金は帰国前に解約しなければならないが、逆に帰国する前に加入を検討する価値があるのがアメリカの生命保険だ。その理由を、パシフィック・ガーディアン・ライフ・インシュランス・カンパニーのアシスタントディレクター、高橋卓也さんは次のように解説する。

「保険会社はお預かりした保険料をもとに長期の運用を行います。日本の場合、10年国債で金利は0.032%。一方、アメリカでは2.309%です(2017年11月7日現在)。つまり、運用先の長期金利が異なるため、同じ保障内容でもアメリカの方が保険料を安くでき、さらに積み立てた分のキャッシュバリュー増加分も大きくなるのが、アメリカで生命保険に入るメリットです」

アメリカの生命保険は、特定のビザ(H、E、L、Oなど。詳細は問い合わせ)を保持して在住している人だけ加入が可能。それでは、帰国のどれくらい前までに申し込めば間に合うのだろうか。「通常、お申し込みからご契約成立まで1カ月を要します。ただし、健康状態によっては精査が必要なので、2カ月から3カ月程度かかる場合もあります。よって、ご帰国の3カ月前までにご連絡をいただくと確実です」。

帰国が決まれば、W-8benという税金関係の書類を記入するだけで、日本に戻ってもそのまま保険を保持し、ベネフィットを受けることができる。ただし、すべて米ドル建てのため、為替のリスクは伴う。それでも日米で金利に大きな差があるからこそ、投資目的でアメリカの生命保険に加入する駐在員が少なくないということだ。

取材協力:Pacific Guardian Life Insurance Company, LTD
www.pacificguardian.com
1 2 3 4

5

6

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

関連記事

ページ上部へ戻る