アメリカ永住権が抽選で当たる! 「DV-2020」応募開始、11月6日まで
- 2018年10月5日
毎年恒例のグリーンカード抽選が今年も行われることになった。
結果発表:2019年5月7日から
アメリカ永住権(通称グリーンカード)が抽選で当たる「DV-2020 Diversity Immigrant Visa Program」の、応募要項と日程が発表された。
毎年国務省によって施行されているプログラムで、歴史的にアメリカへの移民率が低い国の人たちに移民ビザを発給するのが目的。日本は対象国のリストに含まれている。2020会計年度は5万人の枠があるという。
条件を満たしていれば誰でも応募できる。申請は無料。インターネットを通して、応募する。
抽選はコンピューターによるランダムな抽選により選出され、ビザは6つの地域で移民の率の低い順位に多くの数が配分される。
応募資格
*注意:以下の「資格1」と「資格2」を満たしていない場合は、応募できない。詳細は、米国務省のウェブサイトで要確認。
資格1:出身国が対象国リストに含まれていること
●日本は対象国に含まれる。
●対象国出身でない人は、配偶者が対象国出身である、などの必要条件を満たした場合、応募できる。
資格2:学歴または職歴が条件を満たしていること
●少なくとも高校卒業、あるいは同等の教育を修了している。小中高校での12年間の公認の教育課程を修了したことを証明しなければならない。
●少なくとも2年間の研修か実務経験を必要とする職業(米国労働省の定める基準に準ずる)に、過去5年以内に2年以上従事している。
応募方法
応募期間:2018年10月3日(水)正午(東部夏時間)から、2018年11月6日(火)正午(東部標準時間)まで
方法:米国務省のウェブサイト
インターネットでの応募のみ受け付ける。期間を過ぎた後の応募や、書面による応募は受理されない。
1人につき1件しか応募できない。1人につき2件以上の応募があった場合、応募は無効となる。
応募にはデジタル写真1枚が必要。
■2018年英語版 詳しい応募方法(米国務省ダウンロード資料)
■2016年日本語版 詳しい応募方法(米国務省ダウンロード資料)
※本年は日本語版の公式インストラクションが発表されておりません。参考までに、2016年の資料をご覧ください。
注意事項
1.エントリーはお早めに
以前、応募期間終了間近にエントリーが殺到したため、システムに遅延が生じ、エントリーが出来なかったという事例がありまります。。システムの改善を引き続き行っていく一方、膨大な数の応募は遅延の原因となる可能性があります。期間中のシステムの遅延の有無に関わらず、2018年11月6日の正午(米国東部標準時間)で受付は終了となります。
出展:在日米国大使館および領事館の公式ウェブサイト
2.新しい写真を使用しましょう
応募の際は、過去6ヶ月以内に撮影され、なおかつDV-2020インストラクションに明記された条件を満たした写真を使用してください。昨年のエントリーに提出した写真と同じ写真や、条件を満たしていない写真でのエントリーは無効となります。
出展:在日米国大使館および領事館の公式ウェブサイト
抽選
コンピューターで無作為に当選者が選ばれる。DV-2020に応募したときにもらう「確認番号」で、指定ウェブサイトにいき、ステータスをチェックする。
この「Entrant Status Check」は、2019年5月7日から、ウェブサイトでアクセスが可能になる。
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