バレンタイン in ニューヨーク③「Neuhaus」ベルギー正統派の歴史を楽しむ

 まもなくバレンタイン・デーがやってくる。ニューヨークで、日本人に人気があるショップから、バレンタインに向けた新商品や、甘いものツアーの情報を教えてもらった。

Neuhaus Valentine's Collection Courtesy of Neuhaus

Neuhaus Valentine’s Collection
Courtesy of Neuhaus

 日本で長く愛されているベルギーのチョコレートのブランドといえば、「Neuhaus」(ノイハウス)だ。
 1857年創業というから、「GODIVA」(ゴディバ)よりも歴史は古い。1912年に、ベルギーで最初に、フレッシュなクリームやガナッシュ入の、チョコレート・プラリネをつくった会社としても有名だ。当時のレシピを今も守っている。

 バレンタインデーの定番コレクションは、ベルギー伝統のギフトボックス「Ballotin」に入っている。8個入り16ドル、17個入り32ドル、34個入り63ドルの3種類。
 アソートメントは、どれも正統派の味わい。ナッツやミルクもしっかり楽しめて、素材の新鮮さと質の高さが実感できる。

Neuhaus Valentine's collection Courtesy of Neuhaus

Neuhaus Valentine’s collection
Courtesy of Neuhaus

 2016年の新コレクションは、エレガントなハート型のギフトボックスに入っているのが特徴。ヘーゼルナッツとアーモンドのフレーバーをきかせたもの、パッションフルーツとクッキー、キャラメル味など、新しいチョコレートも含まれている。
 小さなピンクのノートつきで、ロマンチックな言葉も書き込める。2個8ドル、16個32ドル、30個64ドル。

Neuhaus Liquor Collection Courtesy of Neuhaus

Neuhaus Liquor Collection
Courtesy of Neuhaus

 お酒好きの人には、「Single Malt Whisky」のコレクションがおすすめ。
 「チョコレート・オタク」向けには、最近発売された「History Collection」(55ドル)を。160年に及ぶ、ノイハウスのチョコレートの歴史が詰まったセットだ。

Neuhaus History Collection Courtesy of Neuhaus

Neuhaus History Collection
Courtesy of Neuhaus

 これほど有名なブランドながら、ノイハウスのブティックは、空港免税店を除くと、全米に8カ所しかない。そのうち3店舗がニューヨーク・マンハッタンに集中している。マディソン・アベニューの旗艦店、グランドセントラル構内、レキシントン・アベニューの3カ所だ。
 最近できたフルトン・センターにも、4店舗目となるブティックが、まもなくオープンするという。

Neuhaus Whiskey 24-piece Box Courtesy of Neuhaus

Neuhaus Whiskey 24-piece Box
Courtesy of Neuhaus

⚫︎Madison Avenue Flagship Boutique
500 Madison Avenue (Corner of Madison and 52nd), New York, NY 10022

⚫︎Grand Central Station Store
460 Grand Central Terminal at 42nd Street, New York, NY 10017

⚫︎Lexington Avenue Boutique
569 Lexington Avenue at 51st Street, New York, NY 11022

◾️詳細:www.neuhauschocolate.com

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 2023年10月8日

    若者の自殺
    かなり重いテーマになってしまうのだけれど、最近、若い世代の自殺について考えさせられることが...
  2. 2023年10月6日

    フィレンツェの日々
    フィレンツェの遠景 誰にでもささやかな夢がある。イタリアで長い休暇を取ってみたかった娘家族は...
  3. 縦横無尽に川が流れ、湖や湿地帯、針葉樹林などの美しい自然が広がるピマチオウィン・アキ。世界複合遺産...
  4. こどもの進学の資金集め、老後の生活など、さまざまな理由で資産運用を始めたい人のために、アメ...
  5. パンデミックの終焉とともに、今年の春以降、各国間の交流が再開した。そして私は5月、日本の某学校法人...
  6. フロリダ、パームビーチで 石川啄木の短歌は胸に沁みる。「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの...
  7. イヌワシやハヤブサなど、絶滅の危機に瀕している生物も多数生息するダイナソール州立公園 アルバ...
  8. プロベート(検認手続き)とは 長くアメリカに住んでいる方にもあまりよく知られていませ...
ページ上部へ戻る