ファッションデザイナー「アイザック・ミズラヒ」回顧展、ニューヨークで8月まで開催
- 2016年4月14日
ファッションデザイナーのアイザック・ミズラヒ(Isaac Mizrahi)の、初の回顧展が、ニューヨークのジューイッシュ・ミュージアムで開かれている。
ニューヨーク・ブルックリン生まれ。ユダヤ系の家庭に育ち、演劇やファッションを学んだ。1980年代にニューヨークで頭角を現し、デビュー。ペリー・エリス賞などを受賞。マーク・モリスやトワイラ・サープの舞台のコスチュームもデザインした。
映画やテレビの世界にも進出。ポップカルチャーの旗手として知られる。ショッピングチャンネル「QVC」で番組をもつなど、お茶の間にキャラクターが知られる、珍しいファッションデザイナーでもある。
2003年に、「ターゲット」とコラボレーションをして、デザイン性が高く、値段が安い衣類を売り出した。今でこそ当たり前になったデザイナーと量販店とのコラボの先駆けで、ハイファッションの大衆化にも貢献した。
回顧展には、ミズラヒがデザインしたドレスや、コスチューム、スケッチ、写真、ビデオなど、250点以上が展示されている。デザインに込められた、人種や宗教、政治に関するメッセージなども読み解く。
8月7日まで。
Isaac Mizrahi: An Unruly History
◾️会場:The Jewish Museum (1109 Fifth Avenue at 92nd Street, NYC)
◾️開館時間:土日月火11am〜5:45pm、木11am〜8pm、金11am〜4pm
◾️入場料:一般15ドル、シニア12ドル、学生7.50ドル、18歳以下無料。木曜5pm以降は任意寄付。土曜無料。
◾️問い合わせ:212-423-3200
◾️詳細:TheJewishMuseum.org
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