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ラルフ・ローレンは著作権侵害
テディベアのデザイナーが提訴
- 2016年3月26日
- 2016年4月号掲載

Photo © Ryan McKnight
ニューヨーク市のぬいぐるみデザイナーが、自分の作品に似たテディベア(小熊のぬいぐるみ)を許可なく販売したとしてデザイナー・ブランド大手ラルフ・ローレンを訴え、損害賠償と著作権侵害の停止を求めている。
ロイター通信によると、原告は同市マンハッタン区のサマンサ・ゴールドバーグさん。アルビン&スパーキーという会社を経営し、英スコットランド産のカシミヤを材料に大小のテディベアを手作りしている。
訴状によると、ラルフ・ローレンは2001年からアルビン&スパーキーから仕入れたぬいぐるみを「ビッグ・テディ」は195ドル、「リトル・テディ」は170ドルで販売しているが、13年9月ごろにはカシミヤ毛糸ではない類似商品を24.50〜49.50ドルで、直営店やウェブサイトのほか、メイシーズ、ブルーミングデイルズ、サックス・フィフス・アベニューといった百貨店で販売し始めた。
また、ぬいぐるみのデザインをあしらったカシミヤの上下を一組にした男児用ベビー服も295ドルで販売している。アルビン&スパーキーのぬいぐるみはロンドンの高級百貨店ハロッズでも販売されており、ラルフ・ローレンはデザインのコピー許諾を受けていない。
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