第150回 自動車保険 - 保険内容の見直し

文/安岡忠展(Tadanobu Yasuoka)

自動車保険の定期的な保険内容の見直しは大変重要です。数年前に加入して、自分の保険内容さえ把握していないという人も多いのではないでしょうか? 実際に、事故の報告をしてきた際に、適用できる保険カバーがないことに気づいてショックを受ける人も多くいます。見直しをする理由は複数ありますが、以下のようなことが挙げられます。

•保険内容を再確認する。カバーされている内容を確認するだけでなく、何がカバーされていないかをエージェントと確認してください。

注意点

対人・対物のリミット:引き上げても大きく料金が変わりません。安心できるリミットを選ぶようにしましょう。
無保険者保険:無保険の人にあてられた時に備えて、この保険は絶対に必要です。万が一加入していない場合には是非追加をしてください。
車輌保険:免責額がいくらになっているか確認してください。
レンタカー費用、牽引費用:事故による修理に数週間かかると、その間のレンタカー費用は結構かかります。牽引も驚くほど請求されますので、加入されているか確認してください。

•車の使用目的の確認。以前は通勤に使っていた車がもう通勤に使っていないとか、職場が変わって走行距離が短くなったなど、車の使用目的、走行距離が変わった場合には申請してください。特に申請をして保険料が安くなるなら、なおさらです。

•登録運転者の確認。子供が運転免許を取った場合、逆に登録していた子供が家から出てもう運転しない場合など、運転者に変更があった場合には報告しましょう。

•他に条件の良い会社が無いか検索。保険の料金は多くの要素から計算されます。毎年運転年数が長くなりますので、現在の会社よりも他の会社に変更した方が安くなるかもしれません。特に運転年数の短い人は、1年の差でも保険に大きく影響します。保険の料金は常に変わりますので、更新時に代理店に連絡し、もっと条件の良い会社がないか調べてもらいましょう。

保険適用範囲の確認と、節約が可能かどうかを調べる事ができますので、是非とも定期的な見直しをしてください。

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安岡忠展 (Tadanobu Yasuoka)

ライタープロフィール

全ての保険を取り扱う総合保険代理店「ダイワ保険代理店」代表。顧客の保険代理人として「お客様にとってベストなプラン」を提供する。目標は「全ての保険を取り扱うことでお客様のニーズを把握し、生涯のパートナーとしてお付き合いいただくこと」。

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