ケニア〜ラグジュアリーサファリの旅〜

昨年10月から、ニューヨーク〜ナイロビ定期直行便(ケニア航空)が就航しました。東アフリカのハブを目指すケニアにとって、ニューヨーク直行便は長年の悲願だったため、このニュースでケニアをはじめ、アフリカ中が歓喜に湧いたのは記憶に新しいこと。

ニューヨーク発ナイロビ行きは週に5便運航されていて、ニューヨークを昼に出発し、ナイロビ着が翌日午前10時30分。飛行時間は約15時間です。これでアフリカへの旅がぐっと身近になりました。

就航先のケニアですが、この国を訪れるなら、ぜひ体験してみたいサファリ。サファリというと、大自然の中でワイルドに過ごすイメージを持たれている方も少なくないようです。しかし、滞在のあり方はカジュアルなテントやコテージから、いわゆるグランピング(グラマラス・キャンプのこと)、究極の贅沢を追求したラグジュアリーキャンプまで、予算や旅の価値観によって異なる体験ができます。

とくにラグジュアリーと括られる施設では、最高級のおもてなしを受け、アフリカン・グルメやスパを堪能し、専用のバスタブでゆったりくつろぎながら壮大なサバンナの夕暮れを過ごす、なんていうことも可能。大自然の中にいながらにして、一般的なアウトドアキャンプから一線を画した快適さがあります。

現代に見るサファリキャンプのスタイルは、1920年代に裕福な欧米人たちがビッグファイブ(ライオン、サイ、ゾウ、ヒョウ、バッファローのこと)などの野生動物の見物や、狩猟目的でアフリカを訪れ休暇を楽しんだレジャースタイルに起源があるといわれています。今では、サファリとは動物観察をするための言葉として使われていますが、当時のそのサファリキャンプの様子は実に華やかでした。

サファリを堪能した後は、わざわざ持ち込んだ蓄音機にレコードをかけて音楽を演出。BGMとともに、銀食器にサーブされた豪華な食事に舌鼓を打ち、お腹を満たした後は、キャンプファイヤーを囲みながらお酒を手に夜な夜な語り合う。そして、ほろ酔い気分で美しいリネンに覆われた快適なベッドへ倒れ込み朝を迎える。食事から寝床、細部だって一切妥協しない、そんな贅沢なキャンプスタイルが、当時の華々しい時代を反映するように実在したのです。

なかでもケニアは、作家ヘミングウェイやイギリス王室、貴族など、世界のセレブたちがたびたび訪れていたことから、周辺国よりもラグジュアリー思考が高まっていったという背景があります。それが今でも引き継がれ、ラグジュアリーキャンプ施設が充実しているようです。

では、壮大な大自然の中で、ハイセンスで最高の贅沢ができる施設とはどんなものなのでしょうか。オンリーワントラベルがおすすめしたい、ケニアでサファリ体験ができるラグジュアリー滞在型施設をいくつかご紹介していきます。

サンブル国立保護区
Sassab

オススメ度:★★★★★

ササーブは、サンブル国立保護区付近に立地するコテージタイプの施設。ビッグファイブやサンブルスペシャルファイブを見ることができる人気のエリアです。ビッグファイブとは、先ほど説明した五大動物のこと。サンブルスペシャルファイブとは、ベイサ・オリックス、アミメキリン、グレービーシマウマ、ゲレヌーク、ソマリダチョウの、サンブルに生息する希少種のことをいいます。ビッグファイブの中ではなかなかお目にかかれないというヒョウの観測率も高く、ここではほとんどの動物を見ることができます。

そんな充実したゲームサファリを楽しみつつ、滞在先も贅沢に快適に過ごしたい方におすすめなのが、ササーブ。ササーブの親しみやすいおもてなしには定評があり、気持ちの良いサービスに感銘を受けます。施設は、モロッコとスワヒリのフュージョンスタイルでエキゾチックな雰囲気。客室100平方メートル以上と広々で、各室に屋外バスルームと専用プールが付いています。それぞれのコテージからはケニア山や川を望むことができ、川の向こうにはゾウの群れが姿を現すことも。

各コテージは通常独立していますが、ファミリースイート2棟を利用すれば、コテージ間の共有スペースが連結され、家族滞在でもそれぞれが行き交えるようになっています。空室状況により、エキストラベッドを追加することも可能。

 

マサイマラ国立保護区
Sala’s Camp

オススメ度:★★★★★

サラズキャンプは、マサイマラ国立保護区から南部へサンド川付近に所在します。2004年の設立以来、本格的なサファリ体験と最高のおもてなし、上質な食事の3拍子が揃うラグジュアリーキャンプ施設として、たちまち評判に。タンザニアとの国境がすぐ側なので、セレンゲティ国立公園の素晴らしい景色を望むことができます。

野生動物観測や、バードウォッチングを年間通して楽しめる立地ですが、このキャンプの見どころは、なんと言ってもヌーの大移動。毎年6月から9月にかけて、このエリアでヌーの大移動を目の前に大迫力で見ることができます。

そんな最高の立地にあるサラズキャンプはチャイルドフレンドリーで、子連れファミリーが滞在しやすい、優しい点がポイントの高いところ。専用プール、無料WIFI、ウェディングにも対応しています。アフリカのサバンナで結婚式なんていうのもステキですね。

ケニア山麓
Solio Lodge

オススメ度:★★★★★

ソリオロッジは、ケニア山とアバーディア山脈の谷間にあるソリオゲームリザーブに所在します。ソリオリザーブは、民間運営のサイ保護区ですが、国際的にもその功績は認められており、ケニア国内でもっともサイの繁殖に成功しているそうです。

このエリアでは一度に最大40頭のサイが目撃されることも珍しくなく、希少なサイに遭遇できるチャンスに恵まれています。贅沢なワイルドライフ体験、そして滞在先だって贅沢にゆったりしたい、そんな方におすすめなのがソリオロッジです。キッズアクティビティが充実しており、ファミリーでも快適に過ごせます。スパあり。

ロイサバ保護区
Loisaba Tented Camp

オススメ度:★★★★★

ケニア北部、ライキピアエリアに位置するロイサバ保護区。ここに、大自然の風景とモダンデザインが調和したキャンプ場が存在します。断崖の端に立地する施設からは、どこまでも続くサバンナや地平線が見渡せます。テント型滞在ですが、床にはしっかりとフローリング材が敷かれていて、アフリカとヨーロピアンスタイルが調和した、センスの光るインテリアで装飾されています。

番外編
ナイロビ郊外
Giraffe Manor

オススメ度:★★★★★

そして、こちらはサバンナでのサファリとは異なりますが、首都ナイロビからほど近い場所で大自然と動物に触れ合い、ユニークな体験ができる一押しのラグジュアリーホテル。

ジラフマナーは、ナイロビ郊外に立地する高級ブティックホテルです。客室10室、最大25名収容という小規模宿泊施設。ホテルは、英国式の美しい外観、エレガントなインテリア、緑豊かな庭園、日当たりの良いテラス、明るい中庭。かの有名なメリル・ストリープがアフリカを舞台に演じた映画『愛と哀しみの果て』の世界を思い起こします。

ラグジュアリー空間はもちろん、フルボード(3食のコースメニュー付き)、最高のサービスを受けることができます。このホテルには、世界でもここでしか体験できない唯一無二の付加価値があり、世界中から訪れる人が後を絶たないのです。なんと、このホテルには希少種のロスチャイルドキリンが敷地内で保護されていて、人間とキリンが実にうまく共存しています。その姿はインスタグラムなどSNSにも取り上げられていて、話題のフォトジェニックスポットにもなっています。

キリンと人間の共存のあり方を体現しているのが、食事の時間。人間のいる美しい建築空間に、キリンたちが窓から長〜い首を突っ込み、お食事のおねだりをしてきます。キリンたちは普段から人間と交流しているので、驚くほど人懐こく、手のひらに載せた餌をペロリと平らげます。

朝、目覚めたら、キリンが窓から大きな顔を覗かせてこちらを見ていた! なんてこともあるそうで、どれをとってもフォトジェニックで、思わずクスッとしてしまう微笑ましい光景に遭遇することでしょう。

日没前には、ハイティーやワインを楽しみながら陽が沈みゆくのをゆったりと眺めるなんていうのも贅沢。そしてそこに現れるキリンたちに癒やされる。最高級の贅沢と癒やしがこのホテルにはあります。ナイロビの国際空港からも車で約30分と交通の便もよく、お子様連れファミリーにもおすすめです。ユニークな写真撮影やキリンとのふれあい探しに旅に出るなんていうのも楽しいですね。

 

それぞれユニークな体験ができるラグジュアリー施設を紹介しましたが、ハネムーンや小さなお子様連れの家族旅行にも優しいという点も嬉しいポイントです。

かつて、上流階級の欧米人たちが楽しんだようなラグジュアリーサファリから発展し、現代では一般人でも楽しめるサファリ。ワイルドライフも存分に堪能しつつ、こんなに快適だなんて、体も心もリセットできたら、きっと大自然の中で過ごす価値観の概念が覆されるでしょう。

アフリカ旅行の際は、オンリーワンアフリカにお問い合わせください。記載のホテル予約からアフリカツアーまでトータルコーディネートが可能です。

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オンリーワントラベル・ONLYONE TRAVEL

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ライタープロフィール

アフリカ・中南米ツアー専門旅行会社。「一生に一度。世界でただ一つ。お客様にとって”Only One”といえる旅を提供し、共有すること」を理念に、2012年設立。本社パナマと中南米6カ国・ケニアのナイロビに置かれた拠点から各国の魅力を最大限に活かしたツアー企画・展開を行う。
中南米Webサイト:https://onlyone.travel
アフリカWebサイト:https://onlyoneafrica.com

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