英語で「ケチ」と「節約」の表現に線引きを
- 2017年10月3日
一般的にお金を無駄遣いしないことを「節約」や「倹約」と表現しますが、その節約する度合いによっては「ケチ」や「せこい」などネガティブに捉えることも出来ちゃいますよね(笑)。そこで今回は、その線引きをハッキリさせるための表現をご紹介しようと思います。
1) Stingy
→「ケチ / せこい」
この表現には「節約家」のようなポジティブなニュアンスは全くなく、単にお金を出し惜しむケチな性格な人のことを指し、ネガティブな意味合いとして使われます。
✔︎一般的に「Be動詞」+「Stingy」で使われることが多い。
✔︎Cheapも同じ意味合いとして使える。「けちな人」を「Cheapskate」とも言う。
・She is stingy with her money.(彼女はお金にはケチです。)
・Don’t be cheap with tip.(チップをケチるなよ。)
・What a cheapskate!(どんだけケチ臭い奴やねんっ!)
2) Frugal
→「倹約的な / 節約する / 無駄遣いしない」
この表現は「ケチな人」のようなネガティブな意味合いではなく、お金を無駄遣いしない「倹約家」のようなポジティブな意味として使われます。
✔︎一般的に「Be動詞」+「Frugal」で使われることが多い。
✔︎使い方によっては「質素」を意味することもある。
・She is frugal with her money.(彼女はお金を無駄遣いしません。)
・Mike is a frugal shopper.(マイクは買い物で無駄遣いしません。)
3) Freeloader
→「たかり屋 / せこい」
この表現は、人の気前の良さにつけ込んだり、人のお金を当てにレストランなどで(友達のお金で)タダ食いまたはタダ飲みしようとしたりするような「たかり屋」または「せこい奴」のことを指し、ネガティブな意味合いとして使われます。
✔︎Freeloaderは名詞。動詞として使う場合はFreeload。
・You shouldn’t invite him. He always freeloads.(彼は誘わへんほうがええんちゃう。いっつも人の金をあてにしよんで。)
・Is it true Mary is a freeloader?(メリーさんって本当にせこい人なの?)
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