覚えておきたい定番フレーズ「Hook up」

今日ご初回するフレーズ「Hook up」は、ネイティブの日常会話ではよく使われているのに、意外と知られていないフレーズの1つかと思います。「Hook up」は日本語の「繋ぐ」を表し、その意味合いからスラングとしても様々な状況で用いられている非常に便利なフレーズです。


1) Hook up A to B
→「AをBに接続する」

この表現は、電気器具や電気回線などを「接続する」ことを表します。例えば「スキャナーをあなたのパソコンに接続しました」は「I hooked up the scanner to your laptop.」になります。“Connect”の代わりに使える口語的な表現です。

✔︎使い方:「Hook up A to B / Hook A up to B」→「AをBに接続する」

・Can you hook up the projector to the tablet?(プロジェクターをタブレットに接続してくれますか?)
・You need to hook the mic up to the speakers.(マイクをスピーカーに接続せな。)
・Are you hooked up to the Internet?(ネットに接続してる?)

2) Hook up with (someone)
→「(誰々と)イチャイチャする・肉体関係を持つ」

初対面や知り合って間もない人、または友達など恋人や夫婦ではない関係の人と「イチャつく」ことを表現する際に用いるインフォーマルな言い方です。但し、イチャイチャする程度はかなり漠然としており、ただ単にベタベタすることから、キスすること、さらには性行為に至るまで幅広い意味を成します。

✔︎使い方:「A hooked up with B」→「AさんはBさんとイチャイチャした。」

・Tony hooked up with Jessica last night.(昨晩、トニーとジェシカは一夜を共にした。)
・What? You hooked up with Jason? How did that happen?(え?ジェイソンと一線を超えたん?何でそうなったん?)
・Those two always hook up with each other when they’re drunk.(あの2人は酔っ払うといつもイチャイチャするんだよね。)

3) Hook A up with B
→「AさんをBさんに紹介する」

恋人募集中の人に誰かを紹介したり、ビジネス目的で人と人の橋渡しをしたりするなど、面識のない者同士を引き合わせる意味とし用いるパターンです。例えば、独身の友達に相性がピッタリ合いそうな同僚を紹介するなら、「I’ll hook you up with my coworker. I think you guys will hit it off.(同僚に君のことを紹介するよ。意気投合するんじゃないかな)」となります。

✔︎使い方:「Hook A up with B」→「AさんをBさんに紹介する」
✔︎ビジネス目的で「人と人を繋ぐ」の意味としても使えるが、かなり砕けた表現になるので、あまり親しくない人との会話での使用は避けたほうが無難。

・Hook me up with Jennifer.(ジェニファーに俺のこと紹介してーなー。)
・My friend is going to hook me up with her classmate.(友達が俺のことを(彼女の)クラスメイトに紹介してくれるって。)
・I know the CEO of that company. I’ll hook you guys up.(あの会社の社長とは面識があるから紹介してあげるよ。)

4) Hook up with/for _____
→「〜に会う」

話し言葉として、人に「会う」を表現する際に“meet”に置き換えてこの表現を使う人がいます。しかし、基本的に「いつか会いましょう」や「後で会いましょう」のように未来に会う(特別な)状況で用いられ、現在形や過去形で表現してしまうと、上記2)で紹介した「イチャイチャする」や「肉体関係を持つ」と解釈されてしまいます。変な誤解を招かないよう、用法を十分に理解してから使用しましょう。

・We’ll hook up with you guys after lunch.(ランチの後に会いましょう。)
・Are you busy tomorrow night? Let’s hook up for dinner.(明日の夜は忙しい?夕食でも一緒にどう?)
・I’m going to hook up with my high school buddies next week.(来週、高校の友達と会います。)

5) Hook someone up with something
→「誰かに何かを与える」

この用法は、親しい人への好意として、商品やサービスを無料であげたり、値段を安くしてあげたりすることを意味します。特に中々手に入らない物を入手するニュアンスがあります。例えば、東京ドームで働いている友達が売れ切れになったコンサートチケットを無料でくれた場合は「My friend hooked me up with tickets to the concert.」と言うことができます。

・Can you hook me up with two tickets to the Giants game tomorrow?(明日のジャイアンツの試合のチケットを2枚手に入れられないかな?)
・Come on man. Hook me up!(にいちゃん、まけてーなー!)
・You’re looking for a new TV? Come by my store. I’ll hook you up.(新しいテレビが欲しいの?私の店においで。お手頃な値段で売ってあげるよ。)

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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