「Do」を使った5つの定番フレーズ
- 2017年11月9日
皆さんは英語を話す中で「Do」をどのように使っていますか?おそらく大半の方が「Do you _____」のように疑問文として使っていることでしょう。しかし、この「Do」という単語は実は非常に汎用性が高く、ネイティブの日常会話では疑問文以外にも様々な状況で使われています。今日はその中でもネイティブの定番となっている、「Do」を用いたフレーズ5つをご紹介します。
1) I’ll do the pizza
→「ピザをください」
レストランやカフェなどでの注文は「〜をください」を「I would like _____.」や「Can I have _____?」と言うのが一般的ですが、それを少々砕いたカジュアルな言い方として「I’ll do ______.」も使われます。失礼な響きは全くなく、高級レストランで注文をする時でも使えます。その他、友達に「What are you going to order?(何を注文するの?)」と聞かれた際、「I might just do the fish and chips.(フィッシュ・アンド・チップスにするかも)」という具合にも使えます。
✔︎SUBWAYのようにパンの種類や中身を自分で選ぶ場合にも「I’ll do _____」がよく使われる。例えば「レタス、トマト、玉ねぎとキュウリをください」と注文するなら「I’ll do the lettuce, tomato, onion and cucumber.」となる。
✔︎「I’ll do the _____」と「I’ll do a/an _____」の両方OK。会話表現なので「a」と「the」の厳密なルールはない。
✔︎「注文は以上です」は「That’ll do」。
・I think I’m going to do the tacos. What are you going to get?(私はタコスにしとこかな。あんたは何にするん?)
・I’ll do a pint of Guinness. That’ll do for now.(ギネスビールを1杯ください。とりあえず注文は以上で。)
2) Let’s do lunch
→「ランチしよう」
この表現は友達や同僚を食事に誘う時に「Let’s have lunch」と同じ意味として使われます。「Let’s do lunch/dinner/coffee」が定番の組み合わせです。「今すぐ」というよりは「またいつか食事をしましょう」というニュアンスで用いられる傾向があり、友達に「いつか食事しようね」と言う場合は「Let’s do dinner sometime.」となります。
✔︎「Let’s do _____」の形式に限らず、「We’ll do _____」も使われる。
✔︎「イタリアンでもいいよ」のように、どんな料理が食べたいのかを控えめに提案する場合は「I can do Italian」と表現できる。
・Let me know when you’re in town again. We’ll do dinner.(また近くにおる時は連絡してな。飯でも行こや!)
・What do you feel like eating for lunch? I can do either Japanese or Korean food.(お昼は何が食べたい?私は日本食か韓国料理がいいかな。)
3) Do cleaning
→「掃除をする」
掃除や片付けの意味として“do”を用いるパターンです。「I did some cleaning today.(今日は掃除をした)」のように掃除全般の意味としても使えますし、「I did the laundry(洗濯をした)」や「I need to do the dishes(皿洗いをしないと)」のように具体的な内容を示すことも出来ます。また、会話をする者同士が掃除のことについて話しているとわかっている場合は、「Make sure you do the bathroom(トイレも掃除をするように)」のような使い方も出来ます。
・After I finish cleaning this room, I’ll do the living room.(この部屋の掃除が終わったら、次はリビングルームの掃除をします。)
・I forgot to do the windows.(窓を拭くのを忘れていました。)
4) Do pasta
→「パスタを作る」
会話では“cook”の代わりに“do”を使って「料理をする」ことを表現することもよくあります。例えば、「今夜はパスタを作ろう」を「We should do pasta tonight.」と言うことが出来ます。しかし、「今、パスタを作っています」のように現在進行形の意味合いとして「I’m doing pasta」と表現することは出来ないので使い方には気をつけましょう。
✔︎「(今でなく今後)〜を作ります」→「I’m doing _____.」
・Why don’t we do okonomiyaki tonight?(今夜はお好み焼きにせーへん?)
・We’re doing hot dogs and hamburgers for the BBQ party.(バーベキュー・パーティーに、ホットドッグとハンバーガーを作ります。)
5) Do one’s hair
→「髪の毛を整える」
髪の毛をブラシでとかしたりワックスをつけたりするなど、ヘアスタイルを整える意味としても“do”がよく用いられます。例えば、彼女に「Are you ready to go?(行く準備はできた?)」と声をかけ、「Hold on. I need to do my hair.(ちょっと待って。髪をセットしなきゃ」といった具合に使われます。
✔︎「Do one’s nail」→「爪の手入れをする、マニキュアを塗る」
✔︎「Do one’s makeup」→「化粧をする」
・Do you have nail polish? I need to do my nails.(マニキュア持ってる?爪のお手入れしないと。)
・Did you do your own makeup? You look so pretty.(そのメイク自分でしたん?めっちゃ可愛いやん!)
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします