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ネイティブは「Problem」と「Issue」を微妙に違った感覚で捉える?

アメリカで仕事をしている日本人によく聞かれる質問が「Problem」と「Issue」の違いについて。両方とも「問題」を意味する単語で、一般的に「問題」=「Problem」と学んできた方が多いと思います。しかし、「問題があります」を「There is a problem」とアメリカ人に言うと、それは「Problem」ではなくて「Issue」ですと指摘され、その違いに悩まされる方は珍しくないでしょう。今日はネイティブの感覚でそれぞれの違いについて解説します。


1) Problem
→「解決されるべき問題」

一般的に「Problem」は「解決」されるべき問題を指します。問題がネガティブな影響を及ぼしたり、弊害をもたらしたりするため、何かしらの解決策を見出す必要性がある場合に使われます。例えば「飲酒運転の問題」。飲酒運転で毎年多くの事故が発生し、死者も出ています。飲酒運転は弊害をもたらすので、この場合「Problem」が使われます。

✔︎「Problem」は一般的に「社会や組織全体」に関わる問題

・Drinking and driving is a problem.(飲酒運転は問題です)
・There is a problem with our Internet.(ネットの問題があります)
・We are facing serious financial problems.(我々は深刻な財政問題を抱えています)

2) Issue
→「議論されるべき問題」

一般的に「Issue」は「議論」されるべき問題を指します。議論することによって、賛成の声が出たり、反対の声がでたり、賛否両論であることから難しい決断が求められる時に使われることが多いです。例えば、アメリカでは法律上18歳で“大人”ですが、お酒は21歳から。お酒も18歳に変えましょうという提案は大きな議論をもたらすでしょう。このような「問題」は「Issue」が使われます。

✔︎「Issue」は一般的に「会社や組織の一部」に関わる問題

・We have an issue.(問題があります)
・I’m having issues with my co-worker.(同僚と問題になっています)
・We will appropriately deal with this issue.(この問題を適切に処理します)
個人的な感覚ですが「Problem」は「深刻な問題」の響きがあるため、多くのアメリカ人にとって「強い」言葉だと感じることでしょう。ちょっとした問題、話し合って解決できる問題は「Issue」を使ったほうが納得できるように思います。「Problem」と「Issue」の違いをはっきりと決めつける定義はないので(結局どんな問題でも人が話し合って解決するので)、できるだけ感覚で身につけることをお勧めします。
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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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