文化の違い?英語で「くつろいで下さい」の誤解
- 2018年4月4日
アメリカ人の家に招待されたことがある人だったら聞いたことがある表現「Make yourself at home(くつろいで下さい)」。これは「自分に家にいるようにくつろいでください」という意味で使われ、アメリカ人の家に招かれるとよく耳にするフレーズですが、実はこれにはちょっとした文化の違いがあるんです。
Make yourself at home
→「くつろぐ、楽にする」
「自分の家にいるようにくつろぐ」とは一体どういうことなのか?日本の場合、家主がお客様に飲み物や軽食をだしたりするのが一般的ですよね?お客様のために色々と気を使ってあげて、お客様を“おもてなし”するのがJapanese styleだと思います。しかしアメリカの場合、お客様に対する待遇がちょっと違うんです。「Make yourself at home(自分の家にいるようにくつろいでください」はまさにそのままの意味を持つんです。例えば、
●冷蔵庫やクーラーボックスを開けて飲み物を飲む
●トイレを使う
●テーブルにある軽食を食べる
などは許可を得ずに勝手に行っても問題ありません。家主から「どうぞ」という一言を待っていたら食べ物・飲み物が全部なくなってしまいます(笑)。また、いちいち「食べてもいいですか?」「ドリンク飲んでいいですか?」と聞いていたら逆にイライラさせてしまうかもしれないので気をつけましょう!日本人にとっては、なかなか慣れない感覚かと思いますが、今後アメリカ人の家に招かれ「Make yourself at home!」と言われたら、我が家にいるようくつろいでみてください!That’s American style!
B: Please, make yourself at home!(どうぞ、自分の家にいるようにくつろいでください。)
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