ヘルシーフードで美腸をつくる!

Text by Haruna Saito

食のスタイルが多様化している現在、自己管理による健康維持はますます重要になってきた。日本で話題の「腸活」とは何か、なぜ腸なのか、また、アメリカで手に入るヘルシー志向の食品について、その魅力や重要性を紐解く。

日本でブームの「腸活」って何?

日本でここ数年ブームとなっている「腸活」「菌活」をご存知だろうか。腸活とは、腸内環境を整えて健康な体づくりを目指す活動のこと。菌活は腸活の延長線上にあり、腸内環境を整えるために菌食材を積極的に取り入れる活動のことだ。では、なぜ腸活がこんなにも注目されているのだろうか?

体の不調は腸の不調

人の体は脳からの指令によって動くことがほとんどだが、多数の神経細胞が存在する腸は、脳の指令がなくてもみずからの判断で働く。そのため、腸は「第二の脳」ともいわれている。

栄養素の消化吸収や免疫機能など、重要な役割を持つ腸。その働きがなんらかの原因で低下してしまうと、便秘や肌荒れ、免疫力の低下、気分の落ち込みや疲労など、体や精神にさまざまな不調が起こる。そのため、腸内環境を整えることは、私たちの体にとってとても重要なのだ。

良い腸、すなわち美腸とは、腸内細菌のバランスが整っている腸のことをいう。腸内には約1000種類、100兆個以上の細菌が存在するといわれている。これらの細菌は、体にいい働きをする善玉菌と悪い働きをする悪玉菌、そしてどっちつかずの日和見菌に分けられる。日和見菌は、善玉菌が多い時は善玉菌を、悪玉菌が多い時は悪玉菌を助ける働きをするので、腸内環境を常に善玉菌有勢の状態にしておく必要がある。

理想的なバランスは、善玉菌が2割、悪玉菌が1割、日和見菌が7割。腸内細菌のバランスが良いと、免疫力アップや美肌、アレルギー予防、精神的な健康、太りにくい体へとつながるのだ。

 

あなたの腸はどんな状態?

腸の状態を確認するのに1番良い方法は、お通じの状態を見ること。以下を参考に、自分の腸の元気度をチェックしてみよう。

理想的な便は、黄褐色のような色合いのバナナ状の便。異臭はせず、スルッと気持ちよく出て水に軽く浮く状態がベスト。このような便が1日に1〜2本分くらい出れば、美便といえる。

 

 

栗のようにコロコロとした便の場合は、食物繊維不足や水分不足が考えられる。便を柔らかくするために、発酵食品や菌食材などを摂取しよう。

 

 

ウサギの糞のように小さくポロポロした便の場合は、ストレスが原因で腸の状態が不安定になっている可能性がある。

 

 

細くてゆるめの便が出る場合は、消化不良が考えられる。脂肪分を多く含む食べ物の食べ過ぎに注意。

 

水分が主体の便、つまり下痢の場合、悪玉菌が有勢の状態。安静にして、食事や生活習慣などから原因を考えよう。

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