現実的な「Silly」の使い方
- 2019年12月11日
「You are silly」を直訳すると「あなたは馬鹿です。」となってしまうためネガティブにとらえる人は多いかもしれません。しかし、ネイティブの実際の会話では、親しみがこもったポジティブなニュアンスとしてSillyが使われています。変な誤解を招かないよう実践的な用法をしっかり覚えておきましょう!
1) Silly
→「くだらない / 馬鹿げた」
Sillyは何かを真剣に受け止めないことを表し、子供じみてくだらない、馬鹿げている、浅はかな考えなどを意味します。例えば、ルールや何かの決まり事がバカバカしいと思った際、「That’s a silly rule」と言います。その他、仕事などでちょっとしたつまらないミスをした時に「Oops! I made a silly mistake.(しまった。つまらないミスをしてしまった)」と表現することもできます。
✔︎「Laugh oneself silly(笑い過ぎておかしくなる)」、「Drink oneself silly(飲み過ぎておかしくなる)」、「Worry oneself silly(心配し過ぎておかしくなる)」、のように何かをやり過ぎておかしくなる状況で「_____ oneself silly」が使われる。
・Why are you asking such silly questions?(何でそんなくだらない質問をするの?)
・I can’t believe I came all the way here for a silly foosball game!(こんな遠いところまで、馬鹿げたテーブルサッカーの試合のために来たなんて、信じられないわ!)
2) You are so silly!
→「おバカさんだな / おもしろいね」
この表現は、おかしな行動でみんなを笑わせる状況下で使われ、子供のような可愛らしさや面白さなどが感じられる「お茶目な馬鹿」のような意味合いになります。特に子供に対して使われることが多く、Stupidよりもfunnyに近いニュアンスがあり、ポジティブな意味合いが込められています。
✔︎Sillyは本来、Happyを意味する単語だったが、時代と共に「Foolishness(愚かさ)」に変わったと言われている。
✔︎「変顔をする」は「Make a silly face」と言う。
・We’re going to take silly face pictures now!(じゃあ今度は、変顔の写真とりまーす!)
・Sarah keeps crawling around like a cat. She’s so silly!(サラちゃん、さっきから猫みたいにハイハイしている。おかしいわよね。)
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