英語で「気のせい」を意味する表現
- 2019年9月24日
今日のコラムでは日本語の「気のせい」に相当する英表現をご紹介します。英語の表現の幅を広げ、よりナチュラルな会話にもつながるフレーズなので是非覚えておきましょう!
1) Maybe it’s just me but _____
→「気のせいかもしれないが〜」
特に根拠はないが自分だけ何かを感じたが、それが単なる思い過ごしであった場合に使われる表現です。例えば、地震を感じた気がしたが周りは全く反応していない場面で「Maybe it’s just me but was that an earthquake?(気のせいかもしれませんが、今のって地震?)」という具合に使います。
✔︎「(私の)気のせいかな」とだけ言いたい場合は「Maybe it’s just me」でOK。
✔︎「Is it just me or _____?」も同じ意味合いの表現。
A: Maybe it’s just me but did Andrew put on a little weight?(気のせいかもしれませんが、アンドリューさんちょっと太った?)
B: You know what? I was thinking the same thing. His face looks a little chubbier.(実は私も同じことを思っていたんだよね。顔がちょっと丸くなったよね。)
〜会話例2〜
A: Did you call me?(呼んだ?)
B: No. What are you talking about?(いや、何のこっちゃ?)
A: You didn’t call my name? Maybe it’s just me. Never mind.(うちの名前呼んでへん?気のせいやな。気にせんとってー。)
2) You’re (just) hearing/seeing things
→「気のせいだよ」
見えもしないものを見たり、聞こえもしないものが聞こえたと言う人に「気のせいだよ」と伝える場合によく使われる表現です。例えば、無音にも関わらず赤ん坊の泣き声がすると言った友達に「You’re just hearing things.(気のせいだよ)」という感じに使います。
✔︎「(私の)気のせいかな?」という場合は「I’m just hearing/seeing things.」になる。上記1)で紹介したフレーズと組み合わせて使われることもある。
A: Who’s standing over there?(あそこに立っている人はだれ?)
B: There’s no one there. It’s just us in the room. I think you’re just seeing things.(誰もいないよ。部屋にいるのはうちらだけだって。気のせいだよ。)
〜会話例2〜
A: What’s that noise?(何や、今の音?)
B: What noise? I don’t hear anything.(音?何も聞こえへんけど?)
A: Maybe it’s just me. I’m hearing things.(気のせいか・・・何か聞こえた気がしてん。)
3) It’s all in your head
→「気のせいだよ・ただの思い込み(思い過ごし)だよ」
根拠もない概念にとらわれたり、何かを思い違いしている人に対して言う「気のせいだよ」を意味するフレーズです。特にネガティブな妄想を抱いている人に対し「実際はそうじゃないから。気のせいだよ」といったニュアンスで使います。
✔︎「It’s all in your mind」も同じ意味合いの表現。
A: Did you see the way she looked at me? She must really hate me.(彼女の目つき見た?絶対に僕のことが嫌いなんだよ。)
B: It’s all in your head. Get it together!(そんなのただの思い過ごしだって。しっかりしなっ!)
〜会話例2〜
A: Is it just me or does this milk smell funny?(気のせいかもしらんけど、この牛乳なんか変な匂いせーへん?)
B: It smells fine to me. It’s all in your head.(全然せーへんで。気のせいやろ。)
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