英語で4つの意味の「やっぱり」を表現

日本語の「やっぱり」は、状況に応じて色々な意味合いとして使われていますが、今回はその中でも最も代表的と思われる4通りの「やっぱり」の使い方をピックアップして、それぞれ英語ではどのように表現するのかご紹介したいと思います。


1) I knew it
→ 「やっぱりね / やっぱりそうか」

まずは「思ってた通り」の意味として使われる「やっぱり」からスタートしましょう。例えば、友達の彼氏が浮気しているんじゃないかと薄々感づいていたところ、案の定、その彼氏が浮気していたことが発覚した時に「I knew it!(やっぱりね)」と言うことができます。なんとなく感づいていた通りの結果や、予想通りの結末になる場面でよく使われる言い回しです。この表現を口にするときは knew の部分を強調して感情を込めて言うことがポイントです。

また「I knew he wasn’t going to show up.(やっぱり彼来なかったね)」のように「I knew」の後に予想していた出来事を続けて文章を組み立てることもできます。

ちなみに「As I thought, he didn’t show up.」や「As I expected he didn’t show up.」のように「As I thought」または「As I expected」も同じ意味としてを使うことができますが、両者はややフォーマルな響きがあるので、カジュアルな日常会話では「I knew」を使うと良いでしょう。

✔︎日常会話では「I knew it!」の代わりに「That’s what I thought.」の表現もよく使われます。両方とも「やっぱりね」を意味し、どちらを使ってもOKです。
✔︎「I knew that.」のように it の代わりにthat を使うと「あ、それ知ってたよ。」といったニュアンスになり、単に教えてもらう前から知っていたことを示すことになります。

・I knew it! I told you he was cheating!
(やっぱりね。 彼、浮気しているって言ったでしょう。)
・I knew it wasn’t going to work out. Oh well, at least we tried.
(やっぱり上手くいかなかったね。やるだけのことはやったんだから、しょうがないよ。)
・She grew up in the States? That’s what I thought. No wonder her English is really good.
(彼女ってアメリカで育ったの?やっぱりね。だから英語が上手なんだ。)

2) I should have _____
→ 「やっぱり〜すればよかった」

既に起きてしまった出来事を後悔するニュアンスで「やっぱり〜すればよかったな」と言いたい時は「I should have ~」の形式を使います。should have の後には過去分詞がフォローし、「I should have bought it.(やっぱり買っておけばよかったな)」や「I should have gone.(やっぱり行っておけばよかったな)と表現します。

日常会話では should have を should’ve と略して言うのが一般的で、その場合は「shoulda」のような音で発音します。上記の例文も「I shoulda bought it」や「I shouda gone」のように言うことで、よりネイティブっぽい響きになります。

ちなみに I knew と組み合わせて「I knew I should have ~」と言うこともできます。基本的に I should have だけで表現するのと意味は同じですが、後悔している気持ちをより強調する響きになります。例えば、降水確率が50%で傘を持っていくべきか悩んだあげく、持って行かないことにしたのに、結果的に大雨になってしまった時は「Ugh, I knew I should’ve brought an umbrella.」と言います。

・Why did I put it off? I should’ve done it yesterday.
(なんでそれを後回しにしちゃったんだろう。やっぱり昨日やっておけばよかったな。)
・We should’ve taken a taxi. Taking the train with all this luggage is a hassle.
(やっぱりタクシーを乗るべだったよ。この荷物を全部持って電車に乗るのは面倒だよ。)
・It’s an hour wait. I knew we should have made reservations.
(1時間待ちだって。やっぱり予約をしておくべきだったよ。)

3) Actually
→ 「やっぱり〜にします」

お店での注文時に「ホットコーヒーを一つ・・・あ、やっぱりアイスコーヒーにしてください」のように何となく気が変わって「やっぱり〜します」と言いたい時ってありますよね?そんば時は Actually を使って「Can I get a hot coffee? Actually, an iced coffee, please. 」のように表現します。

Actually は一度決めたものを変更して「やっぱり〜にします」と気が変わったことを表すときによく使われ、特にお店で注文を変更するシーンでよく耳にします。ただし、お店での注文だけに限らず、「Actually do you want to order pizza? I’m feeling kind of lazy.(やっぱりピザを注文しようか?ちょっと[自炊するのが]面倒臭くなっちゃったよ)」といった感じで、日常的なちょっとした気持ちの変化を表す場合にも使うことができます。

・Can I get a medium? Actually, can you make that a large?
(Mサイズで。やっぱり、Lサイズにしてくれますか?)
・Actually, let’s stay in and watch a movie or something. I don’t feel like going out tonight.
(やっぱり今夜は家で映画でも見よう。今夜はあまり出かけたくない気分なんだ。)
・Actually, can we get Korean food instead of Chinese food?
(やっぱり、中華料理の代わりに韓国料理にしない?)

4) Nothing beats _____.
→ 「やっぱり〜が一番」

「やっぱり〜が最高だよ!」や「やっぱり〜が一番だね!」のように、巡りめぐって行き着いたことを表す場合の「やっぱり」は「Nothing beats」を使って表現できます。Nothing beats は「何も〜には敵わない」を意味する口語的な表現で「Nothing beats this ramen shop(やっぱりここのラーメン屋が一番美味しいよね)」や「Nothing beats miso soup and rice.(やっぱり味噌汁とご飯が最高だよね)」という具合に使うことができます。

✔︎ちなみに「やっぱり我が家が一番」と言いたい場合は「There’s no place like home.」が定番の言い回しになります。

・Nothing beats a home-cooked meal.
(やっぱり家庭料理が一番だよね。)
・Nothing beats an ice cold beer after a long day.
(長い1日の終わりは、やっぱりキンキンに冷えたビールが最高だよね。)
・It’s fun to travel but there’s no place like home.
(旅行するのは楽しいけど、やっぱり我が家が一番だよね。)

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Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

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