朝晩涼しくなり、秋の訪れが感じられるダラスです。夕方散歩に行くといろいろな虫が鳴いていて、なんとなく日本の秋の夕暮れを思い出します。すれ違う人がマスクをしている以外はCOVID-19が起こる前と変わっていないように感じてしまいます。

10月に入ってすぐにトランプ大統領がコロナの陽性反応で入院し、退院後にフロリダで行われた大統領の支持者集会では大勢の人がマスクをしていませんでした。大統領選挙まで数週間ですが、人々のCOVID-19に関しての温度差が気になります。今月はハロウィーンもありますが、一軒一軒お宅を回ってキャンディをもらうのはおすすめできないとあり、CDCからも注意するように書かれています。各サイトでもご自身のエリアの感染状況や安全度が分かるRisk Level Mapもご確認いただきたいと思います。

コロナ渦ではありますが、毎年冬が来る前に家周りの管理が必要になります。秋になるとかなりの量の落ち葉が落ちてきますが、風で飛んで雨どいに積もっているお宅をよく見かけます。落ち葉が雨どいに詰まってしまうと雨水がきちんと地面に向かって流れず、雨どいから雨水が溢れて外壁のレンガの間に浸水します。レンガを固めている漆喰（Molding）は年数が経つと隙間ができています。そこから雨が浸み込みドライウォールを通して家の中に入ってきます。途中、壁を通ることと外の雨水なので壁やカーペットが茶色くなり、かなり汚くなりますし消毒が必要になる場合もあります。2階建ての場合はご自身で行うのは危険なので業者に頼む以外に掃除方法がありませんが、1階建てであれば庭仕事で使用するブローアーで吹き飛ばすことができます。もちろん、専用の掃除道具も売っています。

本当に寒くなってきて、いざ暖房を使用したら動かなかったお宅もあります。外気温が低い日に、稼働テストをすることをおすすめします。2020年は11月1日に夏時間が終了しますので、同じ日にスモークディテクターの電池交換をすると、電池切れで“キッキッ”というリスの鳴くような音で驚かされることもありません。

ダラスエリアは11月くらいまではスプリンクラーを使用しますが、寒くなってからスプリンクラーシステムの配水チェックをするのは大変です。一度、日中にスプリンクラーのエリアごとに水を出してみて、ヘッドの位置確認や水が溜まっている所がないか確認します。水はけが悪い所は上を歩いてみて、地中に水が溜まっていないかよく見てください。パイプの接続部分にひびが入っていて、水漏れしていたケースもあります。

今年はFlu Shotを各スーパー、CVS、Walgreens、Costcoで例年よりも早くから行っています。土日は混んで並んでいる所もありましたが、申し込み用紙を事前に記入しておけば並ぶ時間も短くなります。Flu Shotを受けて風邪にかからないように気を付けて体調を整えたいと思います。ワクチン開発も進んでいるようですが、まだまだコロナ渦の収束は見えていません。皆さんも体調に気を付けてお過ごしください。

ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン（テキサス地元民）が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。