Howdy Y’all !!!

2022年は年明けから怒涛の忙しさでした。気が付けばすでに3月です。急激な人口増加で賃貸物件も品薄のダラスエリアですが、毎日のように賃貸希望の方たちがダラスに来ています。今年は特に賃貸物件の取り合いになってしまい、毎週末にショーイング、平日は売買物件や賃貸物件管理・物件修理など息つく暇のない忙しさでした。

ダラスエリアでは2021年2月に大寒波が来てアラスカよりも寒くなり、マイナス16℃まで気温が下がり、4日間も停電するというとんでもない経験をしました。多分昨年のようなことには今年はならないのかと思っていたところ、2月に再度寒波がやってきました。今回は事前に予報も出ていて何度もニュースで注意を呼び掛けていました。昨年度の経験から学んだ人たちは外出を避けて事前準備もバッチリだったにもかかわらず、当日早朝にフリージングレインが降り、大きなフリーウェイの合流路では事故続出の惨事となりました。ブレーキを踏んでも氷の上を走っている状態なので、ブレーキはまったく効かずそのまま道路脇に突っ込んでいく18 Wheeler(大型トラック)の映像が何度も流されていました。幸いなことに今回は停電もなく、道路状況も2日間経ったところでほぼ問題なくなりました。2021年度の寒波は、地球温暖化と気候変動により北極上空の極渦が米国の上空まで南下してきた結果だといわれていて、北国での温暖化は中緯度エリアよりも早く進んでいるそうです。昨年度もこのような寒波が再度発生するかもしれないと予想されていて、その通りに寒波がやってきた感じです。昨年度の寒波で停電に懲りた方たちの多くは、発電機(小型の物ではなく家中の家電に使用できるサイズ) を購入して設置したようです。すでに家に取り付け式の発電機も在庫がない状態になっていて、今契約をしても取り付けは夏以降となります。費用も決してお安くはなく、1万2500〜1万5000ドルほどとなり、かなりの出費です。

寒い冬には欠かせない暖房も、最近の世界的な景気の回復によって需給が足りなくなり、ナチュラルガスが高騰しました。クライアントさんによっては一軒家でガス代を350ドル請求されたと聞いて驚いています。幸いなことに新築物件は150ドルほどで済んでいるそうです。家の中のシステムが充実しているのがプラス効果として働いているのだと思います。2月24日に起こったロシアからのウクライナへの攻撃により、ガソリン価格も高騰しました。もともと少しずつ値上がりしていましたが、ダラスエリアで4ドル越えのガソリンスタンドがありました。他州では6ドル超えもあるそうです。ガソリンも高くインフレも進んでいてどこかに行くこともできませんが、毎日無事に暮らしていられます。戦火にいる方たちのことを考えると胸が締め付けられます。戦争によって得られるのは平和ではありません。一日も早く解決することを祈っています。

ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。

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山田由美 (Yumi Yamada)

山田由美 (Yumi Yamada)

ライタープロフィール

テキサス州ダラスの不動産エージェント。ダラス地区不動産に関する賃貸、売買をはじめ、商業物件、事務所、不動産投資まで幅広くサポート。リフォームや不動産管理も手がけ、ダラスの不動産事情に通じている。

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