- Home
- ライフ
- アメリカ不動産最前線
- Howdy Y’all !!!
Howdy Y’all !!!
- 2021年8月17日
2021年7月にNY州でLock Down が解除されました。テキサス州でもコロナワクチンの接種者数が70%を超えたとのことで、ワクチン接種をした人は屋外でのマスクとソーシャルディスタンスは不要となりました。入店者数に規制のあったレストランやカフェも規制緩和となります。ここのところ、新規レストランのグランドオープニングのお知らせも届いています。アップタウンには日本式の焼き肉店「Manpuku」もオープンして賑わいを見せています。ただ、デルタ株やラムダ株が発見され、ワクチン接種をしていない人たちの中で感染者数が増え始めたことや死者が増えていることにより、CDCが再度マスク着用をすすめています。
連日暑いなか、マスクをし続けているのはかなり大変ですが、感染予防のためには仕方がないかと思い着用しています。テキサスはかなりワクチン接種者の数が多いほうですが、地方に行くとワクチン接種率が30%台のエリアもあります。実際夏に入ってからも感染者数はまた増え続けています。リベラルな州はワクチン接種者の数が比較的多いですが、同じアメリカでも地方のコンサバティブな州は、コロナはただの風邪などと言っていたぐらいですから、ワクチン接種率も30%台に止まっているそうです。
ダラス周辺の市では各学校の新学期が始まりました。毎年FB等でMy First Day of the School としてお子さんの写真を載せている方たちを多く見ますが、昨年度はSTAY HOMEでオンラインクラスが多かったため、ほとんどどの方が学校初日の写真はなしでした。今年は友人たちや仕事仲間のお子さんたちがFBでにっこりと笑っている写真を載せていて、嬉しい限りです。なかには大学進学で地元を離れるお子さんの写真もあり、新しい車と一緒に写っていたりして微笑ましいものです。ただ、In-Personで授業が始まると一気に感染が増える可能性も高まります。8月13日に郡裁判官のジェンキンス氏が、「ダラス郡はこども用のICUベッド数はZeroとなっている」と記者会見で言っています。アボット州知事の禁止令に反してダラス学校区はマスク着用義務化の方針を示しました。まだまだ今後の動きが見えない状況ですが、毎日の手洗いや消毒がウイルスの感染を減らし続けると願っています。
高騰していた物件価格も、Redfin の市場調査によるとリスティングされている物件の約5%で値下げが見られ、不動産業者は売買市場が以前ほど熱くなっていないことに気づき始めています。物件が売れるまでの中央値も17日となり、一時期のように、マーケットに出した週末にオープンハウスをして翌月曜にはオファー締め切りといった勢いはなくなってきました。それでも人気のある物件にはマルチプルオファーが入っていますし、まだまだ売り手に有利な状況ですが、春先ほど劇的ではありません。これから秋に向かってマーケットがどのように変化するのか楽しみです。皆さんも一度ダラスにお出でになって物件を見てみませんか?
ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします