進化が止まらない! 日本の時短フード最前線

TEXT by Haruna Saito

鶏三和
親子丼の具

創業明治33年の老舗鶏専門店の味を気軽に味わえるフリーズドライ商品。さんわコーポレーションは名古屋コーチンをはじめ精肉や総菜などさまざまな鶏肉商品を提供しており、日本全国で飲食店も展開している。そんなさんわが提供するこだわりの親子丼が、フリーズドライとなって家庭でも味わえるようになった。鶏専門店の本格的な親子丼を家でも思い立った時に気軽に食べられる贅沢な一品だ。フリーズドライにお湯をかけて30秒かきまぜながら戻したら、あとはごはんに乗せるだけ。出汁の旨みが効いていて、卵はふんわりと仕上がっており具材のボリュームもたっぷりあるので、満足感はばっちり。親子丼のほか、あんかけ丼のフリーズドライもあるのでぜひお試しあれ。

フリーズドライとは思えないほど卵がふんわり、とろ〜りとしている。お好みでネギや薬味を追加するのが良い。

永谷園
パキット

一人分だけのパスタを作るのは何かと面倒だ。大きな鍋でお湯を沸かすのにも手間がかかるし、一人分だけだと中途半端に食材が残ってしまって無駄にしてしまうということも。そんな時に便利なのが、永谷園の「パキット」シリーズ。パスタソースが入ったパックに乾燥パスタを折って入れて揉み込み、水を加えたらあとはレンジでチンするだけで一人前のパスタが出来上がり。レンジ調理でパスタがほどよい固さのアルデンテに茹で上がり、ソースを絡ませてお皿に盛りつければ出来立てのようなおいしいパスタを味わえる。使う水の量は160ミリリットルだけなので、通常のパスタを茹でる工程で2リットル使うと考えると約9割も水の量を減らせるため、環境にも優しい。ソースはパスタの茹で汁に含まれるデンプンによって水と油をつなぎ乳化させることで、濃厚に仕上がるように一工夫が加えられている。現在はカルボナーラ、ボロネーゼ、ペペロンチーノの3つのラインナップ。

ソースはとろみがあって濃厚でおいしい。楽したい時のために、家にストックしておきたい!

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