年間18万トンのごみから15MWを発電 〜アリゾナ州で発電所建設へ

 さまざまなごみをガス化して燃料として使う発電所がアリゾナ州グレンデイルに建設される。ごみを利用した発電は欧州では一般的で、ノルウェイのオスロは、市外からごみを購入しているほどだが、米国では珍しい。

 ギガOM誌によると、グレンデイルのごみ発電所は、シカゴの電力会社ビエステ・エネルギーが所有するもので、スペインの発電工学大手アベンゴアが総工費1億1000万ドルで建設し、アベンゴアが30年契約で運営する予定。

 アベンゴアの発表によると、工期は20ヵ月で50人の雇用が生まれる見込み。完成後は年間18万トンのごみを気化し、1日350トンのガスで15メガワット(MW)を発電する。

 米国内各地にもバイオガス発電所があり、ごみ捨て場や浄水場に併設されることが多い。それらが有機ごみを分解して発生するガスを集めているのに対し、グレンデイルの施設は有機ごみのほかプラスチックを含む多種多様のごみをガス化できるのが特徴。

 2010年のニューヨーク・タイムズ記事によると、欧州にはデンマークやドイツ、オランダを中心に、そうした施設が400ヵ所あるが、米国には87ヵ所しかない。

Universal Mobile

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 九州より広いウッド・バッファロー国立公園には、森と湿地がどこまでも続いている ©Parc nati...
  2. 2022年12月9日

    住みたい国
    熊本県八代市の「くまモンポート八代」で 8月の終わりから9月中頃にかけて、私とニナは日本に飛...
  3. 2022年12月7日

    日常の些事
    冬の落ち葉 年齢を重ねると、だんだんと感動が薄くなるとはよくいわれる。ほとんどのことは過去に...
  4. 2022年12月6日

    美酒と器
    酒器の種類 酒器にはさまざまな素材、形のものが存在する。適切な器を選ばないとお酒本来...
  5. 契約上のトラブル 広範囲にわたる法律問題を扱う弊社にはさまざまなお問い合わせがありま...
  6. この号が出る頃、私とニナは日本での3週間の滞在を終えてアメリカに戻っているはずだ。ニナにと...
  7. 2022年10月7日

    森英恵の反骨精神
    裏庭の蝶 ファッションが好きな女性はたくさんいるだろう。私もその一人だ。休日の気晴らしは以前...
  8. およそ2000人の作業員により、6年間で建設されたリドー運河 カナダの首都オタワと、5大湖の...
ページ上部へ戻る