カリフォルニアへの投資急増〜中国企業、セキュリティ懸念も

 中国企業によるカリフォルニア州への投資が加速していることが、ニューヨーク市の調査会社ローディアム・グループの調べで分かった。

■自国にない資産を安く入手

 ロサンゼルス・タイムズによると、2000〜11年に約13億ドルの中国マネーが加州に投じられ、その多くはここ数年に集中しており、11年は過去最高の5億6000万ドルに上った。投資の名目は、新工場やオフィスといった施設建設のほか、電子機器、IT(情報技術)、バイオテク、ロジスティクス、代替エネルギー、コンピュータ分野の企業買収・合併など。ローディアム報告書には中国人による住宅購入といった個人の不動産取引は… 続きを読む

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